コスモポリタンホテル香港は、2005年にオープンしたばかりの比較的新しい4つ星ホテルである。最寄り駅はMTR港島線の銅鑼灣駅であるが、駅からは歩いて15分ほどの距離にあるため、駅まではホテルの目の前にあるトラムやバスを利用するのがおすすめである。
また香港の中心部からはやや離れているものの、ホテルから無料のシャトルバスが運行されているので、さほど不自由を感じることなく過ごすことができる。
またこのホテルからは香港のシンボルであるビクトリアハーバーを見渡すことはできず、もっとも景観のよい客室であっても、ホテル前の競馬場もしくは香港の街並みとなっている。WiFiはロビーとレストランでは無料であるが、客室は有料となっている。
朝食のビュッフェはたくさんのパンだけではなく、香港らしく点心、お粥などもあり、一人当たりHKD150ととてもリーズナブルな価格となっている。また好きな具をチョイスしてその場で出来立てのオムレツを焼いてくれるサービスもあるのも魅力的である。
またホテルには日本人スタッフも常駐しているため、香港の観光をしっかりとサポートしてくれるので、とても心強いものである。またサービス面においても客室に余裕があるときには無料でアップグレードをしてくれたり、丁寧に掃除がなされているなど、非常に好感が持てる。
ホテルにはプールはないが、2か所のレストラン、またフィットネスセンターも完備されている。フィットネスセンターは利用者があまり多くはないので、ゆったりと利用することができ、個別にテレビのモニターが付いている最新のマシーンも揃っている。
一番スタンダードな客室は22uの広さがあり、ダークブラウンとホワイトを基調としたとても落ち着いた空間となっている。スーペリアルームは2014年にオープンした、お洒落なデザインガラスが施された客室となっており、24uの広さがある
また26uの広さを誇るデラックストリプルルームは、パレットカラーでデコレーションされており、客室からは香港の街並みを見渡すことができる。
デラックスコースビューダブルルームは26uの広さがあり、ホテル目の前の競馬場のグリーンと香港の街並みを見渡すことができる。また同じく競馬場の景観を楽しめるグランドデラックスルームは、ヴィクトリア調にオリエンタル風の内装が施されており、とてもお洒落でエレガントな空間となっている。
デラックス・コースウェイベイシティビュールームは、香港の美しい街並みや夜景を一望することでき28uの広さがある。
またワンランク上の滞在を楽しみたい方は、48uのエクゼクティブスイートがおすすめである。美しい景観を楽しめるだけではなく、バスタブとシャワールームがセパレートタイプとなっているので、旅の疲れをしっかりと癒してくれる。
ただしこのホテルには特別なフロアを対象としたラウンジは兼ね備えていない。
ホテル1階にある「He Jiang」は中華料理の専門店として知られている。中国の四川料理と准陽料理の2つをメインに高級感のあるメニューが豊富に揃っている。またホテルにもかかわらず値段が全体的にリーズナブルな価格となっているのもとても魅力的である。
全体的にややピリ辛なメニューが豊富に揃っているので、辛いものが得意な人にもおすすめのレストランである。また中華料理の他にも品数はあまり多くはないがイタリアン料理のメニューも揃っているので、家族連れでもとても利用しやすい印象である。
特に坦々麺や酸辣湯麺などの麺類もとても定評があり、蒸し焼きチキン、スパイシーフライドチキン、四川風ローストダックなど、チキンやお肉の料理も豊富に揃っている。また盛り付け方や使われている器などもとてもお洒落な印象であり、全体的にとても洗練された雰囲気がある。
また使われているソースもXO醤、しょうゆソース、にんにくソースなど全体的に日本人好みの味に仕上げられており、どれを食べても外れがなくおいしいと評判である。
またホテルのロビー横にある「3T Bar」では、床から天井に至るまでガラス・パネルを使用したとてもお洒落で洗練された空間となっている。
落ち着いた雰囲気となっているので、ちょっとした休憩やビジネスの商談などにもとてもおすすめである。
「3T Bar」ではコーヒーや紅茶などの他、豊富なアルコール類も揃っている。バーテンダーがリクエストに応じてオリジナルのカクテルを作ってくれるのもとても魅力的である。
また軽食、おつまみ、ケーキ類なども充実しており、全体的にリーズナブルな価格となっているので、小腹が空いたときにもとてもおすすめである。
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