香港に数ある道教寺院のなかでも有名なお寺として知られているのが、「嗇色園黄大仙廟」であり、道教独特のカラーである黄金色の屋根がとても印象的である。嗇色園黄大仙廟の面積は18,000平方メートルにも及び、じっくりと観光をすれば1時間ほどの時間が必要となっている。
地元香港の人達からは効き目が強いといわれておるお寺であり、熱心な信者たちが次から次へと訪れて、参拝をしている姿を確認することができる。嗇色園黄大仙廟全体がクラシカルな雰囲気が漂っており、古くから親しまれているお寺であることを実感できる。
場所は黄大仙駅から徒歩約1分にあり、坂道や階段を上った先に本堂がある。嗇色園黄大仙廟は本堂がある「大雄宝殿」、「三聖堂」、「従心苑」、「麟閣」、「九龍壁」の建物から構成されており、ところどころに赤い円柱の柱が立ち並び、いかにも香港らしい派手な印象である。
しかし本堂などの内部には繊細な彫刻が施された仏像が多数置かれており、とても厳かで静かな雰囲気がとても印象的である。
本堂前の中庭では、お供え物や線香をあげて、真剣に祈る参拝者の姿を見ることができ、その熱心な姿はとても心打たれるものである。
またここの名物として知られているのが、日本でいうところのおみくじのようなもので、竹の筒と竹棒を使う占いで「黄大仙箋」とよばれている。1本HKD20前後から楽しめ、ピンク色の紙に鑑定の結果が書かれており、観光の記念にとてもおすすめである。
また入口付近にはたくさんの売店や線香のお店が並んでおり、一般の観光客も線香を購入して参拝をするのが一般的となっている。ただし日本のお寺とは異なり、たくさんの線香の煙が立ち込めている光景がとても圧巻である。
また占いのお店も多く、HKD100前後から気軽に楽しめるものもある。また日本語に対応している占い師もおり30分でHKD300前後で楽しむことができ、ユニークなトークを交えて鑑定してくれるのでとてもおすすめである。
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