香港の観光スポット

「万仏寺(Ten Shatin Thousand Buddhas Monastery)」

万仏寺は香港の中心部から少し離れたベッドタウンとして再開発が進む北部の新界地区に位置している。万仏寺には約1万体以上もの仏像がおり、香港のユニークな観光スポットとして注目されている。

競馬場がある事でも有名な沙田駅から歩いて10分ほどの場所にあるが、看板などが少なくやや道が分かりにくいので、観光に行く前に予めしっかりとルートを確認しておくのがおすすめである。万仏寺は無料で楽しめ、観光客からの評価が高く、コストパフォーマンスのよさも人気の秘訣となっている。

入口から山道を登った先に万仏寺があり、入口からずらりと仏像が並んでいる。タイやミャンマーなどにある派手な色使いの黄金の仏像から、本堂内部には繊細で小さな仏像まで、幅広い種類の仏像を確認することができる。

また日本の厳かな仏像とは異なり、ユニークな表情をしている仏像や、まるでダンスを踊っているかのようなパフォーマンスをしている仏像まで、とても見応えのある仏像がずらりと並んでおり、とてもユニークである。

バライティ豊かな仏像の中から、お気に入りの仏像を見つけて写真を撮ったりしていると、やや急な坂道もあっという間に上ってしまうほどである。

万仏寺からは香港市内を一望することができ、高層ビル群や沿岸部を見渡すことができる。万仏寺は山の中腹にあり、坂道や階段が多いので、歩きやすい靴で観光を楽しむのがおすすめである。

ここ万仏寺は非常の穴場な観光スポットとして知られていることから、観光客は少なくゆっくりと楽しむことができる。またお寺や仏教にさほど興味がなくても、その独特の雰囲気が誰でも楽しめる観光スポットといえる。

ただし一般に開放されている時間は朝9時から17時までとなっているので注意するようにしたい。また入口付近には、お寺とは関係のない人がお布施の賽銭を求めて、しつこい勧誘をしてくることもあるので注意するようにしたい。

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