香港のガイドブックで必ず紹介されている、香港最古の道教寺院と言われているのが、文武廟である。このお寺は香港がイギリスにより植民地化された後の1847年に、建立されたお寺である。
文神と武神とよばれる、文学の神と武道の神が祀られたお寺であり、常にたくさんのお供えものと線香の煙が立ち込めており、天候の悪い日でも次から次への参拝者が訪れ、香港の人達にとっても深い思い入れのあるお寺である。
文武廟へのアクセスはMTR上環駅が最寄りとなっているものの、駅からは10分ほどと少し離れており、徒歩でアクセスすると最終的には階段を上った先に文武廟は位置している。
階段はかなり急な箇所もあるので、近くを走るヒルサイドエスカレーターを利用すると、とても快適である。文武廟の敷地は比較的狭いものの、早朝から地元香港の人達が多く訪れ、混みあっている印象である。
文武廟は一般の観光客でも無料で参拝をすることができるが、お賽銭箱があるので気持ち程度納めるのがマナーとなっている。また線香もHKD8で購入することができるので、参拝したら線香をあげるように心がけるようにしたい。
建物内部はとても薄暗い印象であり、外観自体は民家のような雰囲気もある。特に建物内部でインパクトのあるものといえば、渦巻き状の巨大な線香がいくつも天井から吊られている光景であり、日本とは異なる独特の光景を楽しむことができる。
しかし線香が多い分、少し前が見えないほどに煙が立ち込めていることもあり、目が痛くなったり、気分が芳しくないと感じた時には、建物内部にはあまり長居をしないようにするようにしたい。
また文武廟にはお土産ショップもあり、中華系のデザインが施されたお守りやパワーストーン、絵葉書などがあり、参拝をした記念にはとてもおすすめである。また占い師がいるコーナーもあるが、日本語や英語には対応していないことが多いので、楽しみたい場合にはしっかりと確認をするようにしたい。
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