香港の観光スポット

「旧九龍駅時計台(Framer Kowloon-Canton Railway Clock Tower)」

香港の九龍半島の尖沙咀にあり、ヴィクトリアハーバー沿いの遊歩道として知られているプロムナードを少し歩いていった先にあるのが、ここ旧九龍駅時計台である。スターフェリー乗り場にも近く、このエリアの観光のついでにぜひ足を運びたいスポットといえる。

20世紀のはじめに九龍と広州を結ぶ鉄道の建設が進められ、1916年に九龍駅が完成し、その駅舎の一部として残されているのがここ旧九龍駅時計台である。

旧九龍駅時計台は1970年代に鉄道事業の拡大整備が行われ、より東側にホンハム駅が 完成すると、駅舎は取り壊され時計台だけが残り、今はその歴史を伝えるシンボルとして親しまれている。

香港最古の時計台として注目されており、モダンで近代的な香港の街並みとは異なり、香港の異国情緒溢れるクラシカルな観光スポットである。時計台の外観はヨーロッパ風の赤レンガ造りとなっていて、高さは44メートルを誇り、夜になるとライトアップされて、エキゾチックな雰囲気を感じることができる。

特に昼間の時間帯には、この時計台をバックにたくさんの観光客たちが写真撮影をして楽しんでいる。時計台の目の前には南国風の植物やカラフルな花々が咲き乱れており、とても絵になる光景である。

また特に夜の香港の光のショーとして親しまれている、シンフォニーオブライツとともに併用して、時計台を見上げてみるとなかなか見応えがあるので、とてもおすすめである。

またスターフェリーに近い場所にあることから、待ち合わせ場所としても利用している人が多い印象である。また遠くからこの時計台を眺めると周囲のヴィクトリアハーバーや香港の高層ビル群とともに、とても美しい光景を楽しむことができるので、おすすめである。

また時計台の周辺は地元香港の人達のデートスポットとしても親しまれているようで、カップルや夫婦などが、のんびりと観光を楽しんでいる姿もどこかのどかでよいものである。

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