香港の観光スポット

「アベニューオブスターズ(Avenue of Stars)」

香港の九龍半島のヴィクトリアハーバーにはプロムナードとよばれる遊歩道が整備されており、そのプロムナードの西側部分である香港藝術館の裏付近から約440メートルの区間が、「アベニューオブスターズ」とよばれる場所である。

香港の美しい摩天楼を眺められビュースポットとしても知られているが、散歩をしながら香港映画を感じることができる観光スポットである。地下鉄駅の尖沙咀駅から10分の場所にあり、フェリー乗り場からもすぐの場所にあるので、気軽に観光できるのもとても魅力的である。

ここアベニューオブスターズには、ジャッキー・チェン、アンディ・ラウ、チョウ・ユンファ、トニー・レオンなど「東のハリウッド」として有名な映画人たちに敬意を表するべく、香港映画に貢献した101人の手形やサインのプレートが埋め込まれている。

1913年に香港初の長編映画として知られている「荘子試妻」とよばれる作品の映画監督を務めたライ・マンワイに始まり、近年の香港映画のスーパースターに至るまでの100年を超える香港映画の歴史をたどることができる観光スポットである。

中でも一番の人気を象徴しているかのようにジャッキー・チェンのプレートは、多くのファンに触れられている。その他にもブルース・リーの実物大の銅像があり、常にたくさんの人達が記念撮影のスポットとして賑わいをみせている。

またアベニューオブスターズでは、音楽、演劇、ダンスなど約30種類のパフォーマンスが毎月行われており、イベントを楽しむのにもとてもおすすめである。

またアベニューオブスターズからは昼間は香港の美しいヴィクトリアハーバーの景色を眺めることができ、毎晩20時からは香港の光のショーを楽しむことができる。

また夜になると美しい夜景を一望することができ、夜でも比較的たくさんの観光客で賑わいをみせていることから、治安面においても安心できる観光スポットといえる。

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