香港歴史博物館は1962年にオープンした「香港博物美術館」を前身としており、1998年に香港の政府の管轄になり、香港の歴史と文化を学べる観光スポットとして親しまれている。博物館の総面積は17,500uにも及び、じっくり観光をすれば半日は必要である。
入場料はHKD10ととてもリーズナブルであり、雨の日などの天候の悪い日には特に人気の観光スポットとして親しまれている。また水曜日の入場料は無料となっており、とても狙い目である。
香港歴史博物館までのアクセスは尖佐咀駅から徒歩10分ほどの場所に位置している。1997年の中国返還までの文化、歴史、生活様式など、近代史を中心に分かりやすく展示されている。
文献などの説明よりも、家、祭り、船、生活様式などがモノで再現されているので、言葉が分からなくても理解しやすい印象である。また時代ごとにブースが分かれており、大掛かりな展示物が多数あるので、まるでその時代にタイムスリップしたかのような気分を味わうことができる。
展示ブースは常設展示と特別展示に分かれており、常設展示の「香港故事」のコーナーには、香港の昔の街並みや商店などが再現されており、現在のように高層ビルが立ち並ぶ前の歴史について深く知ることができ、とても面白いと評判である。
また日本統治時代の展示コーナーもあり、日本と香港の歴史を知る上では非常に貴重なコーナーとなっている。
館内はフラッシュ撮影でなければ、カメラでの撮影も可能となっている。また館内にはソファなどもところどころに置かれており、少し歩き疲れた時には休みながら観光を楽しめるようになっている。
ただし冷房がかなりきつく感じられることがあるので、上着を一枚持っていくようにしたい。またここ香港歴史博物館は、観光ツアーなどに組み込まれていることも多いので、時折団体客なども見かけるものの、館内は比較的空いているので、ゆっくり楽しむことができるのも、ここ香港歴史博物館の魅力といえる。
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