日本では知らない人はいないインスタントラーメン「出前一丁」は、香港では日本以上の人気の商品である。麺は日本のものよりも白い印象で、日本のものと比べると少しコシが弱いが、つるっとした食感は日本のものとは変わらずその人気の秘訣を保っている。
現在香港では17種類の袋麺のシリーズが販売されており、一つあたりHKD5が相場となっている。日清食品の「出前一丁」は日本では昭和43年(1968)に登場し、翌年早々に香港にも輸出された歴史ある国際派ラーメンなのである。
香港の袋麺にもしっかりとイメージ写真がプリントされているので、言葉が分からなくてもなんとなく想像ができ、ばらまき用の土産にも最適である。
日本で一番人気の味といえば伝統の味「ごまラー油」であるが、香港ではXO醤味や海鮮味など、香港ならではのシーフード系が人気となっている。人気の海鮮シリーズにはシンプルな「海鮮味」、ピリ辛な「火辣海鮮味」がある。
また「XO醤海鮮麺」とよばれるものは、干し貝柱、干しエビ、エシャロット、にんにくなど、少しリッチな食材が入っているものである。ベースはクリーミーな海鮮風味で、XO醤の油をトッピングすることでよりおいしいラーメンに仕上げている。
またこってり系が好きな人におすすめの豚骨シリーズや、アジアンシリーズとよばれるものにはカレー味などもある。また牛肉シリーズはしっかりと味付けされた牛肉が、インスタントとは思えないおいしさを醸し出している。
また香港らしいユニークなシリーズが日本の地名シリーズである。九州、東京、北海道、神戸、札幌などの地名が名称としてつけられており、例えば東京であれば醤油、神戸であれば照り焼き、札幌であれば味噌など、それぞれ味が分かれている。
またその他にも袋麺だけではなくカップ麺も販売されている。大きさも大、小などがあり、袋麺は中身が崩れてしまう心配があるが、カップ麺であれば持ち運びもしやすくお土産にも最適である。
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