台北の観光スポット

「迪化街」

台湾の一つの顔と言えば、狭い道の両脇に漢方や何に使うのか分からないような乾物が所せましと並んでいる風景は非常に台湾らしい光景と言える。ここ迪化街はそんな風景に出会う事ができる観光地である。

元々は19世紀から貿易品などを扱う商店が集まりだし街を形成したのがきっかけとなり、今では台湾で最も古い問屋街と言われている。問屋街という事で、プロが扱う様な専門的な物から観光客も購入できそうな物まで色々とある。

ここ迪化街でどのような物が購入できるのかというのも大まかに紹介したいと思う。まずは何と言っても乾物だろう。その種類もイチジクやクコの実など見慣れたものから、スターフルーツやグアバの乾燥したものまで豊富だ。

高級中華料理では欠かせない、フカヒレや燕の巣、貝柱なども売られている。貝柱はまだしも、フカヒレや燕の巣は家庭では中々使いづらいが、お店の人に聞けば丁寧に使い方などを教えてくれるためチャレンジするのであれば、勇気を出して聞いてみるのが良いだろう。

台湾は中国同様に漢方の考えが浸透しており、ここでも色々な漢方薬を購入する事ができる。どのような症状にどの漢方が効くのかは店の人に聞けば教えてくれるので、まったく漢方を使用した事がないという場合でも購入する事ができるだろう。

その他にもお茶を扱ったお店やちょっとした雑貨まで台湾で購入できるものはすべてここで揃ってしまうのではないかと思ってしまうぐらいに豊富である。

歩き疲れた場合には、ちょっとした飲茶や麺料理を出すお店もあるため、休憩がてら食事する事もおすすめだ。ちょっと変わったものとしておすすめなのが、占いをしてくれる所がある。通訳がいるなど言葉の問題がなければ挑戦してみると良いだろう。

決して新しい観光スポットとは言えないが、まさに台湾らしい光景に出会えるおすすめの観光スポットだ。

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