台北の観光スポット

「国父紀念館」

MRT国父紀念館駅すぐの場所にある「国父紀念館」は、中国の旧体制を打ち倒し、中国近代化革命の父といわれる孫文（孫中山）の生誕100年を記念して、1972年に台北市役所に近い台北市東部に建てられたものである。

台湾の100元札の肖像も孫文であり、今でも台湾人から尊敬されている人物であり、ここ国父紀念館は孫文の業績を称えて、その教えを後世に語り継ぐことを目的に建設されたものである。またこの建物はまるで台湾の宮殿のように堂々と聳えたっており、大きなドーム型の天井が織り成す壮大なスケールもまた圧巻である。

国父記念館の敷地は、とても広く庭は丁寧に整備されて広場のようになっており、台湾を代表する観光スポットとして知られている。

特に建物正面には孫文の大きな銅像が置かれ、観光客たちからの記念撮影の写真スポットとしても親しまれている場所である。また国父紀念館の近くには台北101があり、国父紀念館と一緒に写真を撮るのもとてもおすすめである。

また孫文の歴史的資料が展示されているだけでなく、一流の設備を備えた3000人を収容できる大会堂も付設されており、台湾の重要な文化活動の拠点となっている場所である。

また館内には日本語のパンフレットもあり、案内板の説明も日本語が多いので、とても観光がしやすいのも魅力的である。また展示物も物々しい印象はなく、孫文はとても日本ゆかりのある人物であることを知ることができ、台湾の歴史に興味のある方にもおすすめの観光スポットである。

また毎時0分には建物内で行われる衛兵交代の儀式を見学することができ、微動だにしない衛兵をかなり、近いところで見ることができる。この時間に合わせて観光ツアーなどが組まれていることも多いため、多くの人だかりができ観光名物となっている。

中にはギフトショップもあるので、孫文のオリジナルグッズなど、街中でみかけるよりもより台湾らしいお土産を購入することができるのも魅力の一つである。

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