台湾のお土産

「枇杷膏」

のどが痛いというと、台湾の人が勧めてくるものといえばこの枇杷膏である。台湾の歌手や女優の間でも支持されている人気の商品であり、台湾のワトソンズなどのドラッグストアや、コンビニエンスストア、スーパーなどで気軽に購入することができる。

今では台湾の家庭では日常的に常備されているものであり、それだけ台湾の人たちから厚い支持を得ている商品である。誰にでも喜ばれる商品で渡す人を選ばないので、まとめてたくさんのお土産を購入するにもおすすめの商品である。

枇杷膏は液体になっているものと、飴のようなドロップスになっているものと2種類が販売されている。液体になっているタイプでは、スプーンなどですくって舐めたり、熱湯に溶かして飲めば、痛みもやわらぎ身体もポカポカしてくるので、風邪のひきはじめなどにもおすすめである。

見た目は、はちみつ色と黒色が混ざったような独特の見た目であるが、舐めるとはちみつに近い味わいである。

飴のタイプは持ち運びにも便利であり、ばらまき用のお土産にもおすすめである。子供でも舐めやすいはちみつのようなほんのりとした甘さがありながらも、清涼感もあり、トローンとした舐め心地がのどの痛みを和らげてくれる効果がある。

口の中で転がすように舐めると、長い間味わえるので、通勤などの間にも舐めるのもおすすめである。

パッケージには配合されている植物などの絵柄が書かれており、台湾語がわからなくてもなんとなくイメージすることができる。枇杷葉、陳皮、百合、杏仁、菊花、甘草、茯苓、麦冬、桔梗、乾姜、蜂蜜など日本でもお馴染みの成分から台湾独特のものまで、たくさんの天然植物が含まれており、栄養価も高いのも魅力的である。

台湾では京都念慈菴 、虹林食品、全聯福利中心などの大手メーカーをはじめ、たくさんのメーカーが販売している。価格の相場は液体の場合は15gが5袋入って1箱58元で販売されており、リーズナブルな価格も魅力的である。

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