台湾のお土産

「ドライフルーツ」

台湾ではどの温暖な気候の恵みを受けて、マンゴ−やバナナなどの南国の食べものもたくさん見かけるが、お土産にはなかなか難しいのが難点である。そこでお土産におすすめなのがドライフルーツである。

台北の迪化街は、問屋価格のリーズナブルなドライフルーツを手にいれることができる。定番のお土産からちょっとユニークなドライフルーツまで、その種類も大きさも豊富である。

ここ迪化街には、パックになっているお土産用に最適なサイズから、量り売りもしているので、気に入った味があれば好みの量を購入することができるので、自宅用のお土産にも最適である。

特に迪化街で人気の元信蔘葯行というお店には乾物から、ドライフルーツまで様々な種類がたくさん販売されている。なんといってもここのオーナーは日本語が話せるのでとても安心である。お店では試食をさせてくれるので、しっかりと味を確認して購入できるのも魅力的である。

また定番のドライマンゴーだけではなく、台湾産アップルマンゴーとよばれる種類もあり、まるで本物のフレッシュな果実を食べているかのようなジューシーな味わいがとても魅力的である。このドライマンゴーを酢豚に入れるととてもおいしいといわれているので、小腹が空いたときだけではなく、お料理にも使うことができる。

その他迪化街にはドライイチゴやナツメなども販売されており、ヨーグルトにいれたり、中にナッツをいれてもおいしく味わうことができる。またトマトやメロン、イチジク、高価なワイルドブルーベリーなどがずらりと並んでいる。

また重さの表記にはよく「一斤」という単位が使われているが、これは600グラムに相当する。ちょっと多すぎると感じる場合には、半斤(300グラム)にも対応してくれるので、リクエストすれば量り売りをしてパックに詰めてくれる。

メロンで一斤240元ほど、トマト、イチジクで150元前後と、台湾では日本の3分の1程度の価格で購入ができる。迪化街でパック詰めされているものはあまりお洒落という印象はないが、日本ではあまり見かけない種類のドライフルーツはどこか台湾らしさも感じることができるので、ばらまき用のお土産にも最適である。

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