台湾のお土産

「古意梅舖の食品」

台湾の国花は梅の花として知られており、台湾では日本と同じくらい「梅」は身近な食品である。そんな台湾の名物である梅を専門に取り扱う「古意梅舖」は、お土産用のたくさんの商品が販売されているので、とてもおすすめである。

このお店は台北の八徳路から一本路地を入ったところにあり、クラシカルで小さなこぢんまりとしたお店である。ここのオーナーは自ら梅の実の栽培、収穫、製造に至るまでこだわり抜いた製法を貫いていり、それだから実現できる梅本来のおいしさを味わうことができるお店である。

店内はウッド色の温かみのあるアットホームな雰囲気で、独特の古風な経営理念を掲げている。値引き交渉をせず、防腐剤を使用せず、販売の宣伝はしないなど個人経営らしさを感じることができる。

商品に使われている梅は、台東都蘭山にある梅園「返樸園」で栽培されたものを使用しており、この「返樸園」もこのお店が管理、経営しているものである。

このお店の定番商品である、梅の実にしその葉と天然の塩を加えたしそ梅は、ごはんやお茶漬けなどとの相性が抜群で食が進みそうな商品である。陶器のカメの中で5年以上の時間をかけて熟成させたものだからこそ、実現できる上質な味わいは高級感のあるお土産にもおすすめであり、1袋200元で販売されている。

その他にも梅のお酒や、梅ジュースや健康志向の方におすすめの青梅のエキスもお土産に人気の商品となっている。

この青梅エキスは採れたての青梅を、48時間かけてじっくりと火を通して作られたもので、スプーンですくって食べたり、熱湯に溶かして飲んで味わう商品である。体内に蓄積した毒素を中和してくれる働きがあり、痛風や酸性体質、婦人疾病などを改善する効果があるとされている。

台湾のスーパーなどで販売されているものには、着色料や保存料を使っているものが多いが、ここ「古意梅舖」の商品は全てが自然食品である。女性や年配の方にも喜ばれそうな商品が多数揃っているので、自信を持ってお土産を渡すことができるのも魅力的である。

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