台湾のお土産

「満福堂餅行」

MRT「善導寺」駅が最寄りの満福堂餅行は、台湾の伝統的なお菓子を販売しているお店である。お店はこぢんまりとした比較的閑静な場所にあり、赤いクラシカルな看板がこのお店のシンボルである。

満福堂餅行の創業は100年以上で老舗の名店であり、昔ながらのアットホームな雰囲気がある。ここ満福堂餅行は、防腐剤や人工着色料などは一切使わず、全て無添加で、自然の味を大切にしているお店である。

ここのお店の定番のお土産といえば養生鳳梨酥とよばれる1つ35元で販売されているパイナップルケーキで、2009年には金賞を受賞した実績を誇っている。パイナップルケーキの餡にはクランベリーが入っており、食べ応えがある食感も好評である。

またジューシーな味わいが人気のオーソドックスなパイナップルケーキは高級なものは1つ28元、リーズナブルなものは14元で販売されている。パイナップルの餡はは比較的甘めなので、甘党に方にもおすすめのお土産である。

またここのお店のユニークな商品として知られているが、名物おへそ餅でまさに台湾語で「肚臍餅」と書き、一個18元で販売されている。丸い形をしたお餅にぽっこりと出臍のように突き出ている部分があるユニークな形をしている。

台湾ではお臍は赤ちゃんとお母さん繋いでいる大切な部分であることから、めでたい縁起物としても知られている。出臍の部分には高級緑豆が使われており、周りのしっとりとしたパイ皮との相性も抜群である。

またその他きつね色に焼かれた餅パイもお土産に人気が高く、ごまは48元、小豆、たろいも、抹茶は45元で販売されている。また少しユニークな保存食としても知られている、肉を煙でいぶしたものを餅皮で包んだ「古早肉餅」は1個40元で販売されている。

ここ満福堂餅行には、日本では見かけない材料がお菓子として販売されているものもあり、色々な種類のものを購入できるので、職場のばらまき用のお土産にもおすすめである。

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