台湾のお土産

「高山茶」

台湾にはたくさんのお茶の種類が販売されているが、中でも人気が高いのが高山茶である。高山茶とは、お茶をつくる際に山の傾斜を利用して茶畑をつくることが多い中で、より高い場所を利用してつくられたお茶のことさしている。

具体的には標高1,000m〜2,000mの地域で栽培された茶葉を使用しており、標高が高い土地では虫が少ないことから農薬を無使用又は散布量が少なく、安全な品質もその魅力の一つである。高山茶とはこのような環境の中で栽培された茶葉の総称をさし、台湾の中でも主流な高級なお茶として知られている。

高山茶よりもワンランク上のものには有名な阿里山茶、梨山茶などがある。高山茶はあまりクセがないので、飲みやすく、誰にでも喜んでもらえるので家庭用にも贈答用のお土産にも最適である。

また日本ではあまり聞きなれないお茶であるからこそ、台湾らしいお土産としてもおすすめである。

台北にある「朱記茶荘」とよばれるお店はロイヤルホテルやリージェントホテルから徒歩圏内にある老舗のお茶専門店として、地元台湾の人や、観光客に親しまれているお店である。特にここの高山茶は一番人気の商品で、ここのお茶はすべて手摘みで丁寧な伝統的な製法で作られている。

そのためお茶を入れたときに、上品な香りを楽しむことができ、3煎、4煎と飲み進めるうちに喉の周辺がほんのり甘くなってきて、お茶のまろやかさが口に残り、まさに味わいお茶である。自宅の来客用のお茶としてもお土産用にも最適である。

お茶の専門店からスーパー、市場などどこでも購入することができるが、その値段も1袋500円から数千円する高級品まで様々である。但し試飲させてくれるお茶専門店の方が、お店の人のアドバイスを聞きながら、お茶を購入できる楽しさがあるのでおすすめである。

特に高山茶は年配の方やファミリー層へのお土産に最適であり、日本と同じように真空パックに入っているものから、筒型のものまでその形状も様々であるので、用途やニーズによって様々チョイスできるのも魅力的である。

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