台湾のお土産

「彰藝坊」

ここ彰藝坊では、布袋劇で用いる布で作られたオリジナルの雑貨やバックを販売しているお店である。布袋劇とは台湾の人形劇のようなもので、台湾の歴史深い伝統芸能でもある。

お店は東門駅から徒歩10分ほどの永康街の一番奥に位置しており、こぢんまりとしたお店である。しかし店内に入ると色鮮やかな台湾花布で作られた雑貨がずらりと並べられており、他の市場で見かけるよりもずっと完成度が高く、生地もとても良質なものが使われているので、お土産にも最適なお店である。

台湾花布とは、客家花を代表とした花柄の布のことをさし、これは台湾の伝統的な歴史があるものである。特にバッグ類がとても充実しており、その他ポーチ、財布、ペンケースなど小物類も充実している。

小物類は1つ300元前後から購入できるので、上質な仕上がりを考えればとてもコストパフォーマンスが高い商品である。またキッチン用品のランチョマットやコースター、お弁当箱入れ、ブックカバー、座布団に至るまであらゆる日用品が揃っているので、年配の方へのお土産にもおすすめである。

お土産に人気のバッグはすべて手作りの製品で、大半の商品はリバーシブルになっているので、一つでオンにもオフのシーンにも使えるデザインが魅力的である。

オフィス用のシックなものから、スポーティーな斜めがけのデザイン、日常のお買いもののエコバックにも使えそうな容量の大きいものなど、その種類もかたちも豊富にそろっているので、何個かまとめて購入する観光客も多い。

お店地下には布袋劇の人形工房があり、観光客にも気軽に見せてくれるので、台湾の伝統に触れられるとても貴重な機会である。この布袋劇の人形も販売されているが、1体20000元前後が相場であり、かなり高価なものであるが、なかなか見かけない貴重な商品なので台湾の記念のお土産にもおすすめである。

ここ彰藝坊では日本語は通じないが、オーナーはとても気さくな印象でスマイリーである。またクレジットカードが利用できるので、お土産をまとめ買いしたい方にも安心である。

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