シンガポールに約20店舗を展開しているスープレストランは、薬膳スープを楽しめるレストランとして知られている。「Brain Booster」、「Detoxification」、「Healing」など、その効能別に薬膳スープが楽しめるレストランで、そのユニークなコンセプトが旅行者からもとても人気となっている。
ここのスープレストランの看板メニューといいえば「ジンジャーチキン」である。このジンジャーチキンとは、蒸し鶏をレタスに包み、秘伝のジンジャーソースと一緒に食べるもので、このソースに入っている胡麻やピーナッツがチキンのおいしさを一層味わい深いものにしてくれる。
この人気メニューのジンジャーソースをレストランで購入することができ、すりおろした塩味のきいたジンジャーがオイルに浸かった状態で瓶詰めされているものである。瓶には「Samsui」とかかれており、これは中国の広東省の三水地区という地名から由来しているもので、この地区からシンガポールへ移民して来た女性のことを指すものである。
当時はあまり裕福ではなかった「Samsui」の女性達が、お正月になるとご馳走として食べていたのが、ジンジャーチキンであり、シンガポールではとても歴史のあるものである。
このジンジャーソースは1つ5ドルで販売されており、原材料は生姜、ピーナッツ油、胡麻油、調味料である。開封しなければ1年間保存がきくので、お土産には最適である。
ただし一度蓋を開けてしまうと一週間しか日持ちがしないので、注意するようにしたい。自宅でジンジャーチキンを再現することができるのはもちろん、炒めものや料理の隠し味などに使ってもとてもおいしくいただくことができる。
またジンジャーソースは、肉や魚、野菜など、幅広い料理に使うことができるのも魅力的である。
現在ではその人気からスープレストランの店内だけではなく、シンガポールのスーパーマーケットであるフェアプライスの一部の店舗や、シンガポールの空港にもレストランが入っているので、そこでも購入することができ、より気軽にお土産として購入することができる。
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