ソウルのショッピング

「スパオ(SPAO)」

スパオは今ソウルで話題の、日本のユニクロのようなリーズナブルな価格で良質な商品を販売する注目のブランドである。スパオは、10代から50代までと幅広い年齢層をターゲットとしており、商品は普段着として気軽に使えそうなTシャツ、デニム、アクセサリーなどのファッション雑貨や、男性向けのスーツなどのビジネス仕様のコーナーなどもある。

また素材にこだわったオーガニックウェアコーナーもあり、種類もサイズも豊富な商品の中からショッピングを楽しむことができるブランドである。

特にソウルでショッピングに人気のエリアである明洞に、大型ビルを構えており、1〜3階までのフロアが全てスパオの商品が販売されている。1階には最新の商品や、キャラクター商品、各企業とのコラボレーションした商品などが揃っている。

Tシャツは15,000ウォン前後で販売されているものが多く、手の届きやすい価格帯が魅力的である。

2階は女性のファッションを取り扱うフロアで、カジュアルなものからオフィス使用のシックデザインのものまで、様々な商品がラインナップしている。3階は男性のファッションのフロアで、特に韓国初の男性服デザイナーと提携した｢ジャン・クァンヒョ コレクション｣は、今注目の商品となっている。

スパオは総勢1000人ものデザイナーが開発をしている大手メーカーのブランドだけあり、ユニクロよりもキュートでポップなデザインも多く、一つのブランドで様々なシーンに使えるアイテムのショッピングを楽しむことができる。

またリーズナブルな価格帯にもかかわらず比較的生地がしっかりとしているので、非常にコストパフォーマンスも高く、ユニクロに引けを取らないほど丁寧に作られている。

ただ韓国人は体系が細身の人が多いため、全体的に細身の人用のデザインが多い印象であるが、日本人の体型にもフィットしやすいデザインが多いのも魅力的である。スパオは日本にも進出しているが、本場ソウルの方がリーズナブルな価格で購入ができるので、韓国でショッピングを楽しむ価値のあるブランドといえる。

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