香港のお土産

「香港の紅茶」

香港で人気の飲み物といえば、香港式ミルクティーがとても有名であり、濃い目に淹れた紅茶にエバミルク（無糖練乳）を加えて風味をつけた飲み物である。香港のカフェなどでもよくみかける飲み物で、ロイヤルミルクティーに近い味わいで、牛乳の甘味をしっかりと味わうことができる。

香港ではこの香港式ミルクティーを「ナーイチャ」とよび、かつてのイギリス植民地時代の香港文化を色濃く反映した飲み物で、中国茶と区別するためにこのように呼ばれていたものである。

そしてこの香港式ミルクティーを気軽に楽しめるお土産として人気が高いのが、リプトンが発売している香港式ミルクティーである。一箱20袋入り、HKD33で販売されており、日本では販売されていないからこそ、香港のお土産に最適である。

甘さはかなり強いが、疲れた時などに飲むとホッとできるその味わいは、大量買いをする人も多い香港の人気商品であり、スーパーなどで購入することができる。

またリプトンの他にも、香港らしいインスタント香港式珈琲紅茶とよばれるものがあり、その名前の通り、コーヒーと紅茶が合わさっているユニークなドリンクで、それが粉末となって販売されている。

コーヒーと濃い目に淹れた紅茶にエバミルク（無糖練乳）が入っている香港ミルクティーのミックスである。香港ではこれを「鴛鴦」といい、1950代の香港の屋台で誕生した庶民的な飲み物である。

粉末をお湯に溶かして飲める手軽さが人気となっており、コーヒーと紅茶の独特の風味がとてもおいしい。たくさんのメーカーがあるが、1箱10袋入りでHKD20前後が相場となっている。またファミリーパック用の30袋入りのタイプのものもあるので、香港の定番ドリンクを家庭でたっぷり楽しみたい方のお土産にも最適である。

またホットだけはなく、夏にはアイスとしても飲むことができるので、通年を通じて楽しむことができるのも魅力的である。

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