ハワイのワイキキビーチの目の前のロケーションを誇るシェラトンワイキキホテルは、まるで海に向かって翼を広げているような建物が特徴的である。人気のショッピングスポットであるロイヤルハワイアンショッピングセンターやトロリーバス乗り場、DFS免税店も徒歩圏内に位置しており、ハワイ観光やショッピングなどのアクティビティを楽しむにもとても便利なホテルである。
全客室1636室を誇る大型リゾートホテルであり、はじめてのハワイ旅行や家族旅行などには特におすすめのホテルである。しかし建物自体は古く老朽化が見られる部分もあるので、ホテル全体の清潔感という意味ではあと一歩といえる。
ハワイらしさが隅々にまで感じられる客室には、ハワイの南国らしい明るい色調で統一されている。部屋からは美しいハワイの海や、屏風のように美しいコオラウ山脈、またワイキキの夜景やダイヤモンドヘッドなどを楽しむことができる。客室のタイプは11種類あり、その他にもバリアフリールームがある。
一番リーズナブルなお部屋は「シティビュー」であり、中階層にある「マウンテンビュー」からは、ホノルルの夜景やプライベート・バルコニーからはコオラウ山脈が一望できる。いずれも部屋の広さは約26〜27uと少し手狭であり、スーツケースを広げるのがやっとの広さであるのが難点である。
ハワイの海が見えるタイプの客室には「パーシャルオーシャンビュー」から「オーションフロント」、家族や大人数におすすめの「ラージラグジュアリーオーション」まで細かく段階が分かれている。また海だけではなく、特にウミガメをも見ることができると評判である。しかしいずれも部屋の広さは約20uなのでかなり部屋が狭い。
ダイヤモンドヘッド側の海の見える部屋は、ハワイの海もダイヤモンドヘッドも眺められるので、シェラトンワイキキホテルの絶好のロケーションの醍醐味といえる。また更にワンランク上の客室にはスイートルームがあり、眺めはもちろんのこと、部屋の広さが約80u〜100uの広さがある。
どのタイプの客室もアメニティはシャンプーやリンス、ボディソープのみで、スリッパ、バスローブ、ローション、歯ブラシセット、バスソルトなどが揃えられていないので、日本から持ち込むことが必須である。
また部屋のベッドは寝心地の良さを追求した低反発素材のマット「シェラトンスイートスリーパー」はぐっすりと眠ることができる。
ホテルにはビーチを目の前に望むことができるレストランが3つあり、またハワイとの海との一体感が評判のインフィニティプールはここシェラトンワイキキホテルの一押しである。またスパ施設やハワイのカルチャーやアクティビティを楽しめるイベントなどもホテル内で開催されている。
朝食はホテル1階のレストラン「カイマーケット」でビュッフェ形式で楽しむことができメニューの内容が充実しておりとても評判がよい。ハワイでとれたフレッシュな食材を使っており日本食も充実している。その場でシェフがお好みの具材を入れてあつあつのオムレツを作ってくる「オムレツステーション」は、行列が出来る朝食の目玉である。
日本人が多く利用するホテルであり、日本人スタッフも常駐しておりその他のスタッフも日本語を話せるスタッフがたくさんいるので、とても安心して滞在できる。ただし日本人がとても多いので、海外らしい雰囲気を味わうという意味では今一歩のホテル環境といえる。
また宿泊者人数に対してホテルのスタッフの人数が足りておらず、掃除などのサービス面ではアメニティが補充されていないこともしばしば見受けられる。
・「シェラトンワイキキ」の館内、部屋、プール、レストランなどの写真一覧
・ハワイのホテル ランキング順の評判とレビュー
・ショアバード レストラン&ビーチバー(Shore Bird Restaurant & Beach Bar)
・オーキッズ(Orchids)
・ハウス ウィズアウト ア キー(House without a Key)
・高橋果実店(Henrys Place)
・ヤードハウス(Yard House)
・ラムファイヤー(RUM FIRE)
・アイランド ヴィンテージコーヒー(Island Vintage Coffee)
ホテルのプールは「インフィニティエッジプール」とよばれ、プールと海とがひとつになって無限に広がるかのような一体感が、ハワイでの最高のヴァカンスを楽しめるととても評判である。プールの水は環境にも肌にも優しい最新鋭の塩素処理システムが導入されている。
インフィニティプールの利用は宿泊者の16歳以上が対象となっており、子連れの場合には、隣接するワイキキ内最大規模のウォータースライダー付きプール「ヘルモア・プレイグラウンド」を利用することができる。
ホテルの目の前にはワイキキビーチが広がっており、徒歩1分でアクセスできる。ただしここはハワイの中でももっとも賑やかなビーチであり、穏やかな南国のビーチという意味ではあまり期待できない。
海の透明度はあまり高くはなく、魚などもあまり見ることはできないが時にウミガメを見ることもできる。波は通常30〜90cmほどの高さであるが、時には2mほどの高さになる時もあるので注意したい。
マウンテンビュー クラブ、オーシャンフロントクラブ、スイートルームに宿泊した客を対象としてシェラトンクラブラウンジを利用することができる。2011年にオープンしたばかりの比較的新しいラウンジで、レアヒクラブラウンジとよばれホテルの30階に位置している。
「レアヒ」とはハワイ語でダイヤモンドヘッドを意味しており、ラウンジからはハワイの海やダイヤモンドヘッドを望むことができる。
ラウンジは木製を基調とした落ち着いた内装となっており、壁にはハワイらしい絵柄がポップな色遣いで描かれている。
ラウンジには窓がたくさんあるので、朝はハワイの美しい海、夜はきらめく夜景を楽しむことができる。ラウンジには専用のコンシェルジェが常駐しているので、いつでもハワイの最新の情報を案内してくれたり、親切に相談にのってくれる。
ラウンジでのホテルの朝食は朝6時から10時までで、コンチネンタル式朝食である。デニッシュやハム、卵、フルーツやヨーグルトなどの種類が豊富にあるが、毎日同じ内容なのが難点である。また別途オムレツやパンケーキ、ワッフルなどメニューも注文できるが別料金となり値段は少々高い。
また軽食は午後4時から午後8時までチーズやパンなどの軽食とビールやワインなどの酒類が提供されるが、全体的に品揃えがあまりよくないが、ハワイの夜景を一望できるのはラウンジの醍醐味である。
ラウンジにはパソコンもあるので、調べものなどには最適であるが、日本人利用者が多いにも関わらず日本語入力ができないのが難点である。ラウンジ内でのWiFiは無料であり、プリンターや、コピー機なども完備されているのでハワイ滞在中の情報収集には最適な空間である。
また新聞や雑誌などもあり、日本語の新聞も完備されているのは嬉しいものである。
ホテルの中にはレストランは主に「ラムファイヤー」、「エッジ・オブ・ワイキキ」、「イングリディエント」などがある。
中でもホテル1階にある「ラムファイヤー」では、ワイキキビーチの開放的な空間を望みながら、ヴィンテージラムやプレミアムラム、またここのホテルでしか味わいない貴重なラム酒を含む101種類のラム酒を楽しむことができる。お料理は魚料理を中心とした、おつまみが多いが、エキゾチックなハワイの雰囲気を楽しむことができる。
またインフィニティプールのすぐ隣にあるレストラン「エッジ・オブ・ワイキキ」ではハワイの創作料理が楽しめるバー&レストランである。夜18時から2時間、ハワイアンバンドやウクレレの生演奏をレストランを利用すれば無料で楽しめ、フラダンスのショーなども見ることができる。
全席オープンエアーでワイキキビーチが目の前にあり、波の音が聞こえてくるハワイの海との一体感はここのレストランの醍醐味である。
「イングリディエント」はカジュアルなレストランで、内装はオレンジの色調でかわいらしいカフェのような雰囲気がある。特にピザは人気の一品で、注文を受けてからレンガ造りオーブンで焼き上げるため、出来立てを食べることができる。
また朝は6時半から営業しているので、ホテルに朝食がついていない場合には、パンだけではなく、パニーニやベーグルなども充実しているので、朝早いツアーなどの前にもおすすめのレストランである。
その他のホテルの中のレストランにはお寿司を楽しむことができる「吉家」があり、アメリカンフードに疲れた時にはとても嬉しいレストランである。また朝食会場として提供されている「カイマーケット」ではディナータイムでも営業している。
ビュッフェ形式で、地元産の新鮮な食材を使ったハワイ伝統料理はもちろん多国籍料理を楽しむことができる。特にサンセットの時のテラス席はハワイの夕日を見ることができる特等席であり、とてもおすすめである。
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