ハワイの観光スポット

「タンタラスの丘(Tantalus)」

ダイヤモンドヘッドやヌウアヌパリと並んで、ハワイのビュースポットが楽しめる観光地として知られているがタンタラスの丘である。ホノルルの北部にあるコオラウ山脈の麓に火山の噴火で隆起した場所がここの丘であり、まさにハワイの自然でてきた天然の丘である。

この小高い丘からは、ワイキキの賑やかな高層ビルや、ダイヤモンドヘッド、ハワイの美しいコバルトブルーの海を一望することができる。タンタラスの丘まではワイキキの中心部からは車で20分ほどであるが、ローカルバスは走っていないので注意したい。

タンタラスの丘の道中は、急な山道でくねくねとした坂が多く、日没後には街灯が少なくかなり暗くなるので、運転に自信のない方はタクシーを利用するのがおすすめである。

この丘がタンタラスとよばれるのは、1840年ころにこの急勾配の長い坂道を登りながら、｢Tantalizingly out of reach(まだ着かなくて、じれったいよ)｣と地元の少年がつぶやいたことから命名されたともいわれるほど、険しい山道がある場所として知られている。

タンタラスの丘には、地元の若者たちが夜になると集まる場所なっていたりとやや治安も悪いので、一般的には観光ツアーで訪れるのがおすすめである。観光ツアーで特に人気が高いのはタンタラスの丘夜景ツアーである。ワイキキのビル群のライトが見事なイルミネーションを作り出しており、ワイキキを一望できるのはここの丘ならではの魅力である。

またワイキキビーチで打ち上げられるヒルトンホテルの花火とタイミングが合えば、夜景と花火のコラボレーションした格別に美しい景色を楽しむことができる。

夜景のツアーが人気であるが、昼間に訪れると時折ワイキキにかかる虹を見ることができる場合がある。

ただしここは小高い丘であるので、天候が変わりやすくスコールなどが突然降ってくることがあるので、ワイキキの中心部で晴天の場合でも雨具を持って行った方がよい。また夜は少々肌寒いので、一枚上着を持っていくのがおすすめである。

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