ビショップ博物館は、古代ポリネシアやハワイの歴史に関するコレクションが約200万点以上も収蔵されているハワイ最大の博物館である。
この博物館は当初はカメハメハ大王の子孫であるバーニス・パウアヒ・ビショップ王女が集めた、ハワイのアートに関するコレクションや王族の家宝を収蔵するために建てられたものであるが、今ではハワイの歴史を知る上で貴重な観光スポットとして親しまれている。ハワイの歴史を多角的に楽しむことができるので、家族旅行や子連れにもおすすめの場所である。
改装されたばかりのハワイアンホールでは、重要な伝統工芸品や先住民族の農具や漁具などの展示品がとても充実している。ハワイの先住民族が住んでいた家や、鳥の羽で作った布、歴史あるウクレレなど古代人の知恵から生まれた産物をたくさん見ることができる。
サイエンスアドベンチャーセンターでは、火山によってできたハワイの成り立ちを奥深く学ぶことができる。火山や津波の模型はとてもリアリティがあり、ハワイの自然について斬新なスタイルで学ぶことができる。
また博物館内にはプラネタリウムもあり、ハワイの先住民族たちがどのように星を生活の中に取り入れていたのかなど学ぶことができる。
ハワイを基準とした夜空になっているので、日本では滅多に見られない星座や日本とは異なる呼び方をする星座などの説明があり、天体ファンには特におすすめの場所である。
博物館では一日数回ボランティアの方による日本語ツアーがあり、英語が分からなくてもハワイの歴史を満喫することができる。また展示物は小まめに入れ替わりがあるので、リピーターでも毎回異なる内容で楽しむことができる。
博物館はワイキキの中心部からはバスで20分ほどの距離であり、比較的アクセスしやすい観光スポットであるが、バス停から博物館まで5分ほど歩き、少し場所が分かりにくいので、事前によく場所を確認をするようにしたい。
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