ハワイの観光スポット

「ホノルル美術館(Honolulu Academy of Arts)」

ホノルル美術館は、ワイキキの中心部から車で20分ほどのダウンタウンの静かな住宅街の中にある、ハワイ最大の美術館である。ワイキキトロリーのレッドラインでもアクセスできる便利なロケーションも魅力的である。美術館にコレクションされているものは世界の有名な芸術品だけではなく、ハワイで活動する芸術家たちの作品も多く収蔵されている。

ハワイのリゾート気分とは少し離れて世界の文化に触れたい方にはおすすめの観光地である。また館内の緑豊かな環境がとても心地よく、ワイキキの喧騒を忘れてのんびりと過ごすにも最適な空間である。

コレクションにはゴッホ、モネ、ピカソ、ゴーギャンなどの絵画や、ロダンやエプスタインの彫刻、アジア太平洋の美術品、日本の浮世絵、絵画、彫刻など幅広いジャンルと展示内容で、美術にさほど興味のない人でも楽しめる内容となっている。

この美術館は1927年にオープンし、当初はクック夫人が自宅の敷地に開いた美術館であったが、次第にコレクションを増やしていき、現在のような一般公開をするまでの美術館に発展をしていったのである。

また美術館の中庭にはカフェテラスがあり、閑静な空間の中で、おいしいランチを楽しむことができる。

観光客も少ないので、オープンエアの緑豊かな環境の中で、ゆっくりとした時間を過ごすことができるので、休憩場所にも最適である。

毎週水曜、金曜、土曜日の朝10時からは日本人のボランティアによる無料館内ツアーが開催されている。入場料は大人10ドル、子供5ドルと比較的リーズナブルな価格設定も魅力的である。

また館内はとても広く、ゆっくり観賞すると3〜４時間は必要なほどに、見応えがある。また館内には特別展のブースもあり、ハワイを題材にした内容も多く、何度か足を運んでも異なる内容を楽しむことができるのも魅力的である。ただし館内は写真撮影禁止となっているので注意するようにしたい。

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