ハワイの観光スポット

「ワイキキ水族館(Waikiki Aquarium)」

ワイキキの東端にあるワイキキ水族館は、ワイキキの中心部から歩いて行けるカピオラニ公園の海側に建つ観光スポットである。近くにあるホノルル動物園と楽しむ観光客も多く、特に家族旅行には好評の観光スポットである。

絶滅危惧種のハワイアンモンクシールをはじめ、サメ、サンゴ、クラゲなど500種類3500もの海の生き物を見ることができる。園内からはハワイのビーチを見ることができ、水族館の入り口からはダイヤモンドヘッドが見え、まさにハワイの自然に囲まれた水族館である。

水族館に入場する際に、無料で日本語オーディオガイドの貸し出しをしているので、こちらを利用すればより海の生き物について知識を深めることができる。

水族館自体は小規模であるが、サンゴ礁に生息するナマコやウニ、ヒトデなどに触れる体験もできるので、楽しみながら海の生物について勉強ができるようになっている。ただしイルカやペンギンなどのショーは開催されていないので、少し物足りなさを感じることもある。

ハワイアンモンクシールとはアザラシの一種で、現在ハワイでは1100頭ほどしかいないといわれている動物で、間近でじっくりと見ることができる。またとてもカラフルで美しい熱帯魚やエビ、タコ、サンゴなどハワイらしい生物がたくさんいて、まさにハワイの海を凝縮したような観光スポットである。

ハワイのサンゴ礁を再現した水槽では、ハワイ州の魚として有名な「フムフムヌクヌクアプアア」を観察することができ、ミュージカル映画にも出演してことがあるので、地元では有名な魚として知られている。

また園内はとても清潔感があり、さほど混雑していないので、それぞれの生き物を間近でじっくり見ることができるのも魅力の一つである。入場料は大人9ドル、13〜17歳4ドル、5〜12歳2ドル、4歳以下無料となっており、比較的リーズナブルな価格設定も嬉しいものである。１時間もあれば水族館の中を見学できるので、ちょっとした空き時間にもおすすめの観光スポットである。

また園内のギフトショップではここでしか購入できないものもあるので、かわいらしい海の魚をモチーフとしたお土産はハワイの旅行の記念におすすめである。

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