グアムへの玄関口となるグアム国際空港である。2本の3000m級滑走路を備える国際空港で、日本各都市だけでなく、韓国、台湾、香港からも直行便がある。
飛行機を降りたら入国審査場へ。パスポートと入出国カードを提出する。入国審査が終わったらエスカレーターで階下へ降り、到着ロビーのターンテーブルで預けた荷物をピックアップする。
到着ロビーの1人目の係員に税関申告書を提示してスタンプをもらう。税関申告書は出口にいる2人目の係員に提出する。
ツアーの場合は税関を出たところに現地係員が待機しているので、指示に従ってバスに乗る。大抵のツアーはEast Arrivals(東出口)を出たところにバスを停車させている。また、ホテルが空港送迎サービスを行っているなら予約しておけば空港に迎えに来てくれる。
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個人旅行の場合で空港からタクシーに乗る場合は西出口左側のタクシー乗り場に向かう。タクシー乗り場には空港から各地区への大体の料金の目安の表が掲示されている。
空港からタモン地区のホテル群へは4kmほどの道のり。車で約10〜20分で、タクシーなら料金は18〜20ドル程度。
タクシーの料金は日本の半額程度で、15%程度のチップを入れて端数がないように払うのがスマート。
流しのタクシーはほとんどおらず、主要ホテルやショッピングセンターのタクシー乗り場から乗車する。郊外のレストランから乗る場合は、店員に頼めば呼んでくれる。
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観光客の重要な足となるのが、タモン地区の主要ホテルと各ショッピングモールや観光地を結んでいる路線バスである。運行会社は「ザ・ショッピングバス」と「ラムラム路線バス」の2社がある。バス停は赤い看板のものと黄色い看板のものがある。
ザショッピングバスはその名の通りホテル街とショッピングモールを結ぶ路線を運行している。ザ・ショッピングバスはDFSギャラリアを含む各ショッピングモールの巡回路線とDFSギャラリアから各ホテルの路線を運行している。
ラムラム路線バスはタモン地区のホテル群と恋人岬、チャモロビレッジ、ハガニアなどの観光地を結ぶ路線を運行している。ショッピングモールを経由するものもある。
宿泊しているホテルにもよるが、各ホテルと各ショッピングモールを順に回る路線を運行するラムラム路線バスの方が使い勝手が良い場合が多い。
ツアー旅行の場合は大抵どちらかのバス会社のフリーパスがもらえる。個人旅行などでフリーパスがない場合でも、2社とも3ドルを直接運転手に支払って1回乗車できる。
また、各ホテルのツアーデスクやショッピングモールの出入口などで1日乗り放題のワンデーパスが9ドル、1週間乗り放題のフリーパスが15ドルで購入できる。なお、旅行会社によっては両社乗れるパスを発売しているところもあり、1つずつ買うよりも安い。
なお、ザ・ショッピングバスのDFSギャラリアと各主要ホテルを結ぶ路線である「DFSギャラリア・エクスプレス」だけは無料で乗ることができる。
なお、主要ホテルのうち、シェラトンとレオパレスはタモン湾から離れているため、2社とも経由する便が少ないので注意。
「ザショッピングバス」
HP(路線詳細)
http://www.adventureguam.com/
japanese/shopping/index.html
タモントロリーエクスプレス(シングルデッカー)
タモン地区⇔マイクロネシアモール、Kマート、グアムプレミアアウトレット
タモントロリーエクスプレス(ダブルデッカー)
タモン地区⇔グアムプレミアアウトレット
DFSギャラリアエクスプレス
タモン地区、シェラトン⇔DFSギャラリア
無料である。
サークルエクスプレス
DFSギャラリア、マイクロネシアモール、Kマート、グアムプレミアアウトレット、タモンサンズプラザ
以上の5軒を巡回
ベイサイドマリンエクスプレス
シェラトン、オンワード⇔グアムプレミアアウトレット
アガニャレオエクスプレス
レオパレス⇔チャモロビレッジ、グアムプレミアアウトレット
「ラムラム路線バス」
HP(グアム政府観光局)
http://www.visitguam.jp/travel/traffic.html
路線詳細
http://www.visitguam.jp/
travel/pdf/red_shuttle_map_201104.pdf
タモン・トロリー(グリーンコース、イエローコース)
タモン地区⇔マイクロネシアモール、Kマート、グアムプレミアアウトレット
アガニャコース
シェラトン⇔グアムプレミアアウトレット、チャモロビレッジなどのハガニア地区
チャモロビレッジエクスプレス
タモン地区⇔チャモロビレッジ(ナイトマーケットのある水曜のみ)
恋人岬シャトル
DFSギャラリア、マイクロネシアモール⇔恋人岬
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家族連れなど、同行者の人数が多い場合などは人数分のパスを買うことを考えると、レンタカーを借りることも選択肢の一つとなる。バスを待つ時間もなく、時間を効率的に使うことができる。
また、各ショッピングモールで色々と購入した商品を運ぶ場合は車があれば便利だろう。タモン中心部から最も遠いショッピングモールのグアムプレミアムアウトレットまで車で約30分程度である。
レンタカーは日本で予約することもできるし、現地で借りることもできる。連休などの場合は車が出払うこともあるので、心配なら日本から予約しておくのが良いだろう。
グアム国際空港内には5社のレンタカー会社が到着ロビーに営業所を構えているが、日本語はほとんど通じない。また、主要なホテルには大抵レンタカーデスクがあり、通常日本語が通じるか日本人スタッフがいる。
レンタル料金自体は安いものでは40ドル程度からで、日本とほぼ同じである。しかし、保険が簡素なものから手厚いものまで選べるようになっており、各項目でフルに保険をかけると日本よりも高くなる。オープンカーは張るが、ルーフを開けて椰子の並木道を走るとご機嫌だろう。
1ヶ月以内の滞在であれば、国際運転免許証がなくても日本の有効な免許証があれば運転できる。
必ず覚えておかなければならない交通ルールの日本との違いは、「右側通行」「赤信号でも右折可能」「左折時は中央車線に入る」である。
グアムのガソリンスタンドは全てセルフ式である。レンタカーに入れる油種は「Unleaded(アンレデッド、無鉛)」である。まず、店内にあるキャッシャーで給油口のナンバーを告げ、入れたい量を告げる。満タンの場合は「Full it up, please(フル イット アップ プリーズ)」である。支払いは先払いの場合とと後払いの場合がある。
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