国際線クルーのおすすめ!グアムのツアー

ツアー

間違いだらけのツアー選び
旅行会社のHPから直接予約
ツアー代金の裏側
フライトの選び方
ホテルの選び方
出発日による価格差
発着地による価格差
航空券とホテルを別に予約すべきケース

「間違いだらけのツアー選び」

グアムのツアー インターネットの普及によって自宅にいながらにして色々なツアーを調べることができるようになった。インターネットを使って店舗コストを削減した旅行会社が多く設立され、たくさんのツアーが発売されている。

しかし、情報はインターネット上に大量にあるが、それらはあちこちに散らばっていて整理されてないものが多いため、調べれば調べるほど結局なんだかよく分からなくなってしまうのである。

グアムのツアー そのため、時間と手間ばかりかかってベストなツアーが見つからずにストレスがたまることが多い。

ここで登場したのが「エイビーロード」などの旅行会社比較サイトである。おおまかな条件を指定してグアムツアーの一覧を価格順に並べることができるので便利である。

グアムのツアー なお、比較サイトではホテルはランク別に分けられている。しかし、全てのホテルのランクを高めに表示したいがために、高いランクにかなりの幅のホテルが含まれてしまっており、実質的な評価がされているとは言い難い。

また、ホテル情報においても、長所ばかりが強調され、欠点はほとんど書かれていない。グアムのホテルに関しては、当サイトのホテル編で各ホテルを高級ホテル、中級ホテル、格安ホテルに分類し、欠点も含めて詳しく評価しているので参考にして欲しい。

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「旅行会社のHPから直接予約」

グアムのツアー 比較サイトは大まかな希望条件を入力して手早く検索結果を得るのに大変便利なツールである。しかし、旅行会社のHPにさらにお得な掘り出し物ツアーが売り出されている場合があるので、要チェックである。

旅行会社からすると、比較サイトから注文されると比較サイトに手数料を払わなくてはならない。

グアムのツアー 旅行会社のHPでの直接販売では、比較サイトに払うべき手数料を削減できるため、それを原資とした割引プランが設定されたツアーが組めるのである。

また、自社が割安な仕入れルートを持っているツアーなどのお得なプランほど比較サイトに載せなくても自社で販売できるため、その社が持つ全てのツアープランを比較サイトに載せていないのである。以下は主要な旅行会社の一覧である。

グアムのツアー てるみくらぶのグアムツアーは、インターネットに特化した旅行会社だけあって、全般的に代金が安い。キャンペーンコースという特売が行われていることがあり、5日間で17000円台(燃油費別)という信じられない価格をつけているものもある。

さすがにこういったキャンペーンコースは売り出されてすぐに売り切れてしまうので、HPをちょくちょくチェックしていないと申し込めないだろう。

グアムのツアー トップツアーのグアムツアーも、インターネット専門の旅行会社だけあって全般的に安いツアーを揃えている。ただし、どちらかというと国内旅行に軸足を置いた会社であり、ツアーの数はてるみくらぶほど豊富ではない。グアムツアーはサイパンツアーと同じカテゴリーに入れられている。

ツアー検索の入口はなんとなく貧相なのだが、各ツアー紹介に入ると情報は充実していて分かりやすい。ホテル情報、ツアー情報、スケジュールの3つのタブあり、各条件や知りたい情報が分かりやすくまとめられている。

グアムのツアー JTBのグアムツアー日本旅行のグアムツアーは業界大手の旅行会社でツアー代金は全体的に高く、あまり格安なものはない。しかし、トラブルが起きた場合などの対応はネット専業社よりも期待できる。

これらの業界大手が得意とする分野は安いツアーではなく、高級感のあるツアーである。高級ホテルの中でもグレードの高い部屋やオーシャンビューを指定したい場合などは、これらの旅行会社のツアーに豊富な選択肢がある。

グアムのツアー JALパックのグアムツアーも高級感のあるツアーを売りとしている。JALパックは日本航空の子会社であり、フライトは全て日本航空便を利用、すなわち東京を午前中に出発し、夜に東京に帰着する。

ホテルはホテル日航グアムに限っているわけではなく、格安ホテルから高級ホテルまで揃えている。しかし、強みはどちらかというと高級ホテルのグレードの高い部屋に泊るツアーにある。関東在住の旅行者で日本航空利用を決めているなら要チェックである。

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「ツアー代金の裏側」

グアムのツアー ツアーの数は各社合わせて膨大な数が出されているため、自分の欲しいツアーや少し条件を変えた場合に価格がどれくらい変わるのか、などを調べるのには実に時間と手間がかかる。比較サイトでグアムツアーを検索すると1万件以上のツアーが出てくる。

ツアー代金という結果のみに注目してしまうと、ツアーの数の多さに途方に暮れてしまう。しかし、組み合わせの数は膨大でも、価格を決める要素は実はそれほど多くない。

グアムのツアー 要素による価格の変わり方に注目すれば、ツアー代金の決まり方が理解しやすい。ツアー代金は大まかに言って、航空券+ホテル+旅行会社の取り分(空港送迎なども含む)、から構成される。

これらがグレードや時期によってどのように変わるか、を把握できれば自分の希望条件と予算の折り合いを付け、旅行の大枠のイメージを作る事ができる。

グアムのツアー なお、燃油サーチャージは各航空会社が独自に決定しているが、これは各社ともほとんど差がないので、ツアー代金を比較する際には除外して考えてよい。

ただし、燃油サーチャージを含めた代金を表示しているところと、除いた代金を表示しているところがあるので注意が必要である。

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「フライトの選び方」

グアムのツアー 日本からグアムへの路線を運航している航空会社は複数あるが、旅行会社の航空券の仕入れ値は日本航空>>デルタ航空、ユナイテッド航空>大韓航空である。

例えば、閑散期のグアム線の航空券の仕入れ値は、日本航空が35000円程度(サーチャージ除く)、デルタ航空が26000円程度、ユナイテッド航空が25000円程度、大韓航空が23000円程度である。

グアムのツアー この原価の差はそのままツアー代金の差となる。航空会社の違いによるツアー代金の価格差はどの旅行会社でもあまり差がないが、繁忙期などは航空券の価格自体が上昇するため、価格差も広がる傾向がある。

また、同じ航空会社でも出発/帰着時間帯によってツアー代金は大きく変わる。グアムの滞在時間が長くなる方が高い。

グアムのツアー すなわち、日本出発が夜発のツアーより午前発のツアーが、帰着は朝より夕方に日本着のツアーの方が価格が高くなる。また、便数の多い東京発着を中心に、グアムが深夜着にならない午後発のツアーもある。

グアム滞在時間が最も短くなり、深夜早朝にグアム発着となってしまう日本夜発/日本朝着の組み合わせが最も安い。

グアムのツアー 片方が深夜早朝にかかる朝発/朝着や夜発/夕着は最安の組み合わせより+7000円高くなる。最も滞在時間が長い朝発/夕着は最安の組み合わせから+14000円程度高くなる。

ちなみに、3日間のツアーで夜発/朝着のフライトだと、実質的なグアム滞在時間は24時間程度となってしまう。

グアムのツアー また、航空会社未定のツアーもあるが、これは最安の大韓航空指定のツアーよりもさらに14000円ほど安い。

予約時に便が決まらない、すなわち出発する時刻をあらかじめ確定できないのが最大のネックだが、安さを求めるなら航空会社未定のツアーは検討に値するだろう。大抵の場合、最も仕入れ値の安いグアムを深夜発着の便になる。

グアムのツアー なお、航空会社未定が安い理由は、旅行会社にとって都合が良いからである。旅行会社は各航空会社からまとめて席を買っているが、各ツアーの売れ行きによって各社の席の残り具合に差が出てしまう。

ここで余った航空会社の席を航空会社未定のツアーに割り当て、まとめ買いしていた席を売り切るのである。

グアムのツアー マイルを貯めている場合は航空会社がどのアライアンスに所属しているかは選択の判断材料の一つとなるだろう。各航空会社詳細とアライアンスに関しては航空券編を参照して欲しい。

日本航空利用のツアーは東京を朝発、東京に夜着のみである。デルタ航空利用のツアーは東京、大阪、名古屋発がある。ユナイテッド航空利用のツアーは最も便数が多く、また地方都市にも直行便を飛ばしている。大韓航空利用のツアーは大阪を夜発、大阪に朝着のみである。

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「ホテルの選び方」

グアムのツアー ホテルはグレードによって旅行会社の仕入れ値が異なるため、当然高いグレードのホテルを使うツアーの方が高くなる。また、航空会社と同じ原理で、ホテル未定のツアーが最も安い。

なお、ツアー比較サイトでのホテルのグレードの分け方や評判は実質的に機能していない。良いところばかりが強調され、欠点が書かれていないのである。

グアムのツアー そこで、グアムの各ホテルのグレードと評判に関しては、ホテル編でなるべく公平で総合的な評価をもって各ホテルを高級ホテル、中級ホテル、格安ホテルの3種類にグレード別に分類し、それぞれを解説した。

各ホテルを指定することによって高くなる代金を支払う価値があるかはどうかは、ホテル編の解説を見て判断して欲しい。

グアムのツアー ここでは、割安なツアーを揃えるネット系旅行会社での閑散期の4日間ツアーでホテルのグレードによる価格差を比較する。

ホテル未定のツアーを基準価格とすると、グアムプラザ、グランドプラザなどの格安ホテル宿泊のツアーは+3000円、PICやフィエスタなどの中級ホテル宿泊のツアーは+7000円、アウトリガーやウェスティンなどの高級ホテル宿泊のツアーは+18000円程度である。

グアムのツアー 繁忙期はこの差はさらに拡大する。なお、大手旅行会社では高価格帯のホテルになるほど仕入れ値に利幅を上乗せする傾向がある。

また、ツアー日数が4日間から伸びる場合の延泊追加代金は、1日ごとに指定なしや低価格帯のホテルでは+5000円、中価格帯のホテルでは+7000円、高価格帯のホテルでは+10000円程度加算されていく。

グアムのツアー また、泊数が多い場合の延泊追加代金は旅行会社のホテル仕入れ値よりもかなり割高である。例えば高価格帯のホテルでは1泊延びると1室2名で計20000円ほどツアー代金が高くなるが、ホテル単体で予約すれば大体その半額ちょっとの値段で予約できる。

ホテル編に各ホテルを単体で予約したときの価格も記載しているので、参照して欲しい。

グアムのツアー なお、同じホテルでもオーシャンビューが得られる部屋かどうかや、階数、部屋のグレードによっても価格は異なる。リゾート地に来たからには、海の見える部屋に泊りたい、という人も多いだろう。

部屋の眺望を指定すると、同ホテルの部屋指定のないツアーより数千円程度高くなる。眺望のほか、デラックスルームなどの部屋のグレードにこだわりがあるツアーも大手旅行会社のものが多い。

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「出発日による価格差」

グアムのツアー ツアー代金は繁忙期に高くなり、閑散期に安くなる。年始年末、盆、ゴールデンウィークに価格はピークとなり、最も安いツアーでも10万円を超える。

夏休みや春休みは繁忙期で、期間を通して全体的に高くなる。この時期以外は閑散期となるが、特に2月、6月に最も価格が下がる。

グアムのツアー 一方、曜日によっても価格は変動する。週末に需要が高まるため、木、金曜出発が最も高い。その前後の水、土曜が次いで高く、宿泊が週末にかからない日、月、火曜日出発が安い。安い価格帯のツアーで比較すると、日月火曜と比べて、水土曜は+5000円、木金曜は+10000円程度高くなる。週末に有給休暇を足す場合、この差は何曜日に有給を取るのかの判断基準になるだろう。

月曜が祝日で3連休となる場合、金曜出発は+20000円、土曜出発は+15000円ほど平常の週末と比べさらに高くなる。

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「発着地による価格差」

グアムのツアー 通常、航空券は大都市発着の方が安い。これは、就航している航空会社が多く、運賃競争が激しいからである。また、旅客総数が多いために各社とも効率的な運航でコストを下げることができる。

しかし、グアム線の場合は関西空港に発着する大韓航空が最も安いため、ツアー代金が成田空港よりも関西空港発着の方が安くなる逆転現象がたびたび発生する。こういった時期では、安い価格帯のツアーでは、大阪発のツアーと比べて、東京発のツアーは+3000円、名古屋発のツアーは+20000円程度となる。

グアムのツアー その他の地方発のツアーでは+40000〜70000円とかなり高くなる。なお、福岡発は直行便が毎日発着だが、札幌、仙台、小松、岡山、広島発は毎日運航ではないため出発/帰着日が制限される。また、札幌からの大韓航空によるソウル経由便や、小松からのエバー航空による台北経由便などのツアーが組まれている場合もある。

なお、発着のない都市からは国内線や鉄道で拠点空港へ移動してからの出発となる。拠点空港までの移動費用もツアー選びの判断基準となる。

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「航空券とホテルを別に予約すべきケース」

グアムのツアー 通常は航空券とホテルを別に予約するよりもツアーの方が安いが、一部例外がある。一つ目はマイルなどで航空券を別に用意できる場合である。この場合はホテルのみを予約すればよい。

ホテルとセットでない航空券単体販売は、旅行会社は仕入れ値からかなり上乗せした価格をつけている。これは、航空会社が航空券の値崩れを防ぐために、旅行会社に強い価格統制力を働かせているためである。

グアムのツアー そのため、航空券は単体で買うとツアーと比べてかなり割高となってしまうのだが、ホテル単体の場合は旅行会社の仕入れ値と個人向けのホテル予約サイトでの差は小さい。

さらに、高級ホテルを使ったツアーほど旅行会社は仕入れ値に大幅に利益を載せる傾向がある。つまり、航空券があるなら、特に高級ホテルに泊る場合はツアーを利用するよりも安くなる可能性が大きくなってくる。

グアムのツアー また、日数が多い場合で安宿でもかまわない、という場合は、割高な航空券単体購入をしても総額が安くなる可能性がある。航空券単体購入に関しては、航空券編を参照して欲しい。

ツアーの延泊は安いものでも1日1名4000円ずつ加算されるが、安宿では1室1日4000円(2名利用なら1名あたり2000円)程度のホテルもあるので泊数が長ければ代金総額が逆転する。安宿は季節による価格変動がないところが多いので、繁忙期の長期滞在では特に検討に値する。

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