グアムサンキョーガーデンは、グアム大学近隣のジャングルの中にある、広さ約3000坪の庭園である。
1978年に、海洋学者であるハリー・カミ氏が、この豊穣なココナツの茂る土地を購入し、庭園として作り上げたものである。
その後は、ナチュラリストである長妻和男氏の手によって、更に手が加えられ、今のような素晴らしい本格庭園へと成長を遂げた。
ガーデンハウスの正面には、樹齢20年を超える見事なブーゲンビリアが咲き誇り、他にも様々な、熱帯性の花や、樹木が絶妙なバランスで配置されている。
敷地内は遊歩道になっており、車椅子やベビーカー等も利用可能となっている。
遊歩道に沿って歩けば、わずか20分程度で一周できてしまう広さではあるものの、花や、樹木や、果実は多種にわたる。
その数なんと150種類以上だ。
ハイビスカスやプルメリア、ブーゲンビリアなどの南国の花が咲き乱れ、パパイヤやグアバなどのフルーツも、手の届く位置に実っていて、まさにトロピカルな気分を味わえる。
手入れの行き届いた庭園は非常に快適で、オーナーが日本人なこともあり、いたるところに日本語の表示もあるので、我々日本人観光客にはうれしいスポットである。
入場料にはフルーツとドリンクが含まれている。
お茶と一緒に出されるフルーツは、どれも珍しく、日本でおなじみのバナナでさえ、少し風味が異なっている。
日本人に一番人気のメニューはココナツジュースを飲んだ後、その身を割って、身をくりぬき、それを刺身としてわさび醤油で頂くメニューだ。
この庭園は、タモンから車で25分ほどの、R10沿いのマンギラオに位置し、車以外でのアクセスは難しい。
タクシーで行くか、レンタカーを借りて個人で行けば入場料は15ドルである。
ただし、個人で行く場合は予約を忘れずに。
営業時間は10時から16時で、日曜は午前中のみの営業だ。
庭園ではクレジットカードは使えないのでキャッシュを忘れずに準備したい。
また、他にも各ホテルから、朝市とセットになった30ドル前後のツアーも企画されているので、手軽に楽しむにはこちらの方が便利かもしれない。
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