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グアムの観光スポット

「ソレダット砦」

グアムの観光スポット ソレダット砦はグアム南西部のウマタック湾の入り口にある、わずか50m四方の小さな砦である。16世紀にスペインが築いた砦であり、ウマタック湾を一望できる高台に位置する。

当時スペインはメキシコとフィリピンを植民地としており、グアムのウマタック湾はその両者を結ぶガリオン船の航路の補給港となっていた。この砦は、近海に現れる海賊船から貿易船を守る目的で築かれた。

グアムの観光スポット 対岸にもサンホセ砦とサントエンジェル砦が築かれた。ソレダット砦には砲台のレプリカ並べられており、タイムスリップして、大航海時代に戻ったような気分を味わえる。

1815年のメキシコの動乱でガリオン船の航海が停止されたあと、砦は必要性がなくなり放置された。その後はすっかり荒廃してしまっていたが、第二次世界大戦後に観光地として公園に整備された。

グアムの観光スポット 砦には監視所があり、窓が三方向に開いている。この窓に切り取られた風景は、まるで絵画のように美しい。 一つは、真っ白な教会の絵。一つは、スペイン風の橋の絵。そしてもうひとつは果てしなく続く大海原の絵である。

この砦には水牛を連れた「ビッグジョン」というおじさんが時々いて、観光客相手に乗馬ならぬ、乗牛をさせてくれる。この水牛おじさんは気まぐれで、ある程度チップを稼ぐとふらりと帰ってしまうので、知る人ぞ知る人物である。

グアムの観光スポット ウマタック村はスペイン統治時代に首都機能を担っていた場所である。砦付近には、ところどころにスペイン風の建造物が立ち並んでおり、その光景が大海原のロケーションにマッチしている。サンセット時は延々と続く水平線に美しい町並みが映え、ことのほか絶景である。

なお、ウマタック湾は1521年に探検家マゼランが上陸したポイントでもある。3月にはウタマック村でディスカバリーカーニバルが開催されるので、時期が合えばいっそう楽しめるだろう。

「ソレダット砦」の場所

グアムの観光スポット 砦はウタマック湾の南岸の高台に位置する。アクセスはレンタカーが便利で、タモンからわずか1時間ほどである。

アガット方面からは2号線、4号線を南西へ。

グアムの観光スポット ウマタック湾を越えたところで右手にソレダット砦へ続く脇道がある。

この脇道のところには緑看板がある。

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