グアムの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!オプショナルツア

グアムの観光スポット

「アプガン砦」

グアムの観光スポット ここアプガン砦もスペイン統治時代の物だ。ただ、我々日本人にも関わりを持つ場所ともなっている。ハガニアの丘の上にあるこのアプガン砦は1671年にグアムを統治していたスペイン総督によって建てられた砦であり、丘から敵が攻め入るのを防ぐ為に築かれたものである。

19世紀後半には既に無用の長物となってしまっていたが、スペイン人はその後もこの砦を軍用倉庫として使っていたようである。

グアムの観光スポット 現在、砦の上の砲台は当時の物では無く、メキシコで造られたレプリカとなっている。冒頭で日本人にも関係あると説明したが、この砦は大西洋戦争時代に日本軍に接収され、砦から砲台に転換されているのである。

戦後、アプガン砦は、当初のスペイン統治時代の姿にて再建されて現在のような観光地となった。現在のアプガン砦には日本軍が統治していた面影は残っていないのか?というと実は残っている。

グアムの観光スポット 砦の手前には階段が設置されているのだが、砦が再建されるとき、元の石材が使われた。この階段の右側の石材に日本統治時代に掘られたと思われる日本語が残っている部分がある。「警備隊」などの文字が読み取れる。興味がある人は探し見るのが良いだろう。

アプガン砦は丘の上に建てられているという事もあり、海、そして眼下の街並みなど、とても景色が素晴らしい。砦と聞いて興味ない。とパスするのでは無く、この景色を目当てに訪れても良いだろう。

グアムの観光スポット グアムと言えば、海とイメージする人が多いと思うが、古代チャモロ人の残した遺跡や文明の跡であったり、スペイン統治時代の面影、そして日本軍の残した物など、歴史的に面白い物がたくさんある。

ビーチで海水浴も良いだろうが、こういった歴史の数々を巡るグアム観光が一日や半日あっても面白いかもしれない。

「アプガン砦」の場所

グアムの観光スポット タモン地区からは1号線をハガニア方面へ。

ハガニアのロータリー(大酋長キプハの像)で左折し、4号線へ入る。

ロータリーから500mほどのところにある33号線を右折する。200mほどでT字路があるが、ここを左折する。

グアムの観光スポット また200mほどでT字路がでてくるが、ここを右折する(7号線へ)。200mほどいった右手に入口があり、「FORT SANTA AGUEDA」(アプガン砦の別名)の看板が見える。

クルーのおすすめ旅行TOP」>>「グアム旅行編TOP」>>「グアムの観光スポット」へ戻る

Copyright(C)Eternal Saul