グアムの観光スポット

「タリファク スペイン橋」

グアムは実に333年の長きに渡りスペインに統治されてきた。その統治自体の面影をグアムの色々な所で見る事が出来る。これから紹介するスペイン橋もその一つである。

このスペイン橋はウマタックとハガニアと呼ばれる地域を結んでいる橋となる。ウマタックと言えば、マゼランが世界一周の途中で寄った事で有名な場所であり、マゼラン上陸記念碑がある場所だ。この場所について当HPに詳細があるので、興味がある人は参照してもらいたい

話を戻すとしよう。1800年代に架けられたこの橋は最初木造の橋だった。雑に作られた訳では無いが、立地的に重要な場所に作られたという事もあり、1800年の中頃には壊れてしまった。その後木造作りから石造りへと変えられ、それが今に残っている。

日本にも歴史的に古い建築物は多数あるが、木が覆い茂っている場所で静かにたたずんでいるこの橋は日本の建築物とはまた違った趣があってよい。

ただ、実情としてはスペイン橋を目当てにしてグアムを訪れる観光客はほとんどいない。場所が繁華街から少し離れているというのも要因の一つとなっている。

ここを訪れるにはレンタカーを利用するか、オプショナルツアーなどを利用して行くのが良い。小さな橋があるだけであり、見るだけならば5分と掛からないだろう。

このスペイン橋だけを観光の目的にするのはよほどの歴史マニアでもない限り、いささかインパクトにかけるだろう。ただ、グアムに残るスペイン統治時代の面影を探すツアーのような形で回るのであれば良いかもしれない。

いずれにしろグアムでのビーチ以外での観光スポットの一つとして念頭に入れておいてもよいかもしれないだろう。個人的にはレンタカーを借りてグアム島を周りながらこの橋に立ち寄ってみたい。

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