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パリの観光スポット

「モンパルナス」

パリの観光スポット モンパルナスは、20世紀の初め頃、芸術家達が多く集う街として名を馳せた。この街で、象徴派の詩人、ヴェルレーヌ、ボードレール、アポリネールらが、画家ではモディリアニ・シャガールらが育っていった。

彼らはモンパルナスの「ル・ドーム」というカフェをたまり場にし、芸術について熱く語り合った。その流れから、エコールドパリが形成されていった。また、彼らに続き、レーニン、サティ、ヘミングウェイ、ピカソ、アインシュタインらもこれに加わったという。

パリの観光スポット 他にも「ラ・ロトンド」「ラ・クーボール」などの有名なカフェが今でもそのまま残っている。過去の人々の足跡が残る老舗カフェはもはや文化と言っても過言ではないだろう。芸術の歴史香る街も駅付近はビル開発がめざましい。

モンパルナスタワーは1972年に完成し、当時はヨーロッパで最も高いオフィスビルであった。古い町並みにそぐわない高層ビルではあるものの、一般開放されている56階と59階のテラスからの眺めは絶景である。晴れた日にはパリの全貌を望むことができる。

パリの観光スポット また、モンパルナスにはパリ天文台もあり、この天文台を中心にパリの街を南北に結ぶ基準子午線が通っている。クロード・ペローによって設計されたこの施設は国内最大の天文台として現在も稼働中である。

次に紹介するのはモンパルナスでも異色の「カタコンブ」だ。これはガロ・ロマン期に使われていた採石場後を利用した地下墓地である。パリ市内の無縁仏600万体が納骨されている。通路の両側に沿って整然と頭蓋骨が並べられている様は筆舌に尽くしがたい戦慄を感じる。

パリの観光スポット 人骨をまるでオブジェのように展示する墓地は、我々日本人の感覚では計り知れないものがあるが、これも異文化体験と割り切って楽しみたいものだ。他にもこの街には古きよき時代を偲ばせる郵便博物館もある。

今では郵便なんてほとんど縁がなくなってしまっている現代人ではあるが、この博物館では古代エジプトやローマ時代にまで遡る郵便の歴史を知ることができる。またここの一階にあるブティックではオリジナルグッズが多数あるので、観光のお土産を物色するのに最適である。

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