パリの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!フランス旅行

パリの観光スポット

「ヴァンセンヌの森」

パリの観光スポット ヴァンセンヌの森はパリの東に位置し、995ヘクタールもの広さを誇る美しい森である。ちょうど反対側の西にあるブローニュの森ほど有名ではないものの、庶民的で親しみやすく、この東西の森は「パリの肺」とも呼ばれている。

大都会に新鮮な空気を送り込む森の役割を人体の肺に例えての呼称である。観光に疲れたら、森を歩き回って、豊かな緑に癒されてみてはどうだろうか。ヴァンセンヌの森の歴史は古く、遥か12世紀にまで遡る。

パリの観光スポット フィリップ・オーギュスト王の時代、王の狩猟場として保護されてきたのが、この森の始まりである。その後19世紀、ナポレオン三世の時代に、パリ市の所有地となり、一般市民に広く開放されるようになったという。

その後敷地内には湖や公園が整備され、徐々にこの森はパリ市民の憩いの場となっていった。森に入ってすぐ視界に入る美しく大きなドーメニル湖では、ボート遊びや釣りを楽しむことができる。湖の中の小島には花壇もある。

パリの観光スポット ボートで小島に乗り付けて、花壇を眺めながら散歩したり、水鳥にパンをあげたりしてのんびりと楽しむことができる。湖の東には14ヘクタールの広大なパリ動物園があり、中には500頭の哺乳類と600羽の鳥類がいる。

中でも岩でできたサル山はパリの子供達に大人気だ。森の北部にはヴァンセンヌ城がそびえ、パリで最も古く、王宮、牢獄、工房、武器庫、等様々な用途に使用されてきた歴史的建造物は、昔のままの荘厳な姿でいまだ健在だ。

パリの観光スポット 城の、主塔、礼拝堂、王と王妃の館などを見学した後は、すぐ近くにあるパリ花公園に足を伸ばしてみよう。ここでは1200種類もの花が栽培されており、どの季節に訪れても美しい花を眺めることが可能になっている。

コンサートやイベントも数多く開催されており、中でも夏のジャズ・フェスティバルでは一流ミュージシャンの演奏を実質無料で楽しむことができることもあって大人気である。日程が合えばぜひ訪れてみたいものだ。

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