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パリの観光スポット

「カルチェ ラタン」

パリの観光スポット カルチェ・ラタンはソルボンヌ大学を中心に様々な文教施設が建ち並ぶアカデミックタウンである。町の名は中世の時代、ここで学ぶ神学者達の公用語がラテン語であったことから由来している。

1253年神学者ソルボンヌが貧しい神学生の為に開いたソルボンヌ寮がこの大学の始まりである。以降ヨーロッパの知の拠点として多くの哲学者や文学者を輩出してきた。華麗な大講堂や150万冊もの蔵書を誇る図書館も有名だ。

パリの観光スポット また大学付属のソルボンヌ教会は1642年に建築されたコリント式の円柱を持つ美しい建築物である。ソルボンヌから南に進むとギリシャ神殿を模したパンテオンの壮大なドームが見えてくる。

ここは元々1744年にルイ15世の命により設立された教会であったが、完成したのは皮肉にも対革命の年。結局、革命政府の判断によりここは教会としてではなく革命の英雄を祭る納骨堂としてパンテオンと名づけられた。

パリの観光スポット 以降はミラボー、マラー、ヴォルテール、ビクトル・ユゴー、キュリー夫妻、ゾラなどの歴史上の偉人がこの地で眠っている。また、ここでかつて実験された「フーコーの振り子」はあまりにも有名である。

パンテオンを東に進むと、見えてくるのがラ・モスケである。ここはかつて第一次世界大戦時にフランス軍に味方したイスラム教徒を称えてフランス政府の援助によって建設されたスペイン・ムーア式の個性的な建物だ。

パリの観光スポット 内部はイスラム諸国の職人による壮麗な装飾が施されている。幾何学模様やモザイク模様などのオリエンタルな美観を楽しめる。モスク内にはカフェもあってミントティーやスイーツを楽しむことができる。

このエリアは大学施設が建ち並ぶ中に昔ながらのマルシェもたくさんある。あらかじめお腹をすかせておいて、パンテオンからラ・ムスケまでの道中は食べ歩きながら、のんびり探索するのもパリの観光の良い思いでとなるだろう。

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