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パリの観光スポット

「サン ジェルマン デ プレ教会」

パリの観光スポット サン・ジェルマ・デ・プレ教会は17世紀末から発展してきたパリ6区の代表的な商業地域に佇む教会である。セーヌ川の左岸のエリアであるこの地域はルーブル美術館から歩いて20分、地下鉄駅は目の前という恵まれた立地にある。

ロマネスク様式のこの教会はパリで最古の歴史を誇り、当初の設立はなんと576年にまで遡る。元は何も無い野原だったこの土地を拓き、教会を設立した歴史から「野原のサン・ジェルマン」という意味の名が付けられた。

パリの観光スポット ゴシックの荘厳さは無いけれど、なんとも慎ましやかな魅力に溢れたこのとんがり屋根の個性的な教会には、創立者であるサン・ジェルマンが埋葬されており、遥か1000年以上の時を経て今でも静かに眠っている。

ここは他の有名な王家の教会とは違い、修道院だったので、全体的に贅を尽くした感は無く、美しいステンドグラスでさえ豪華な感じというよりは清楚で遠慮がちに見える。小庭園に囲まれ、町並みに溶け込んだ感じのかわいらしい外観だ。

パリの観光スポット 内装も思いのほか簡素であり、当時のベネディクト修道士達の禁欲的な生活ぶりを感じることができる。中には15世紀の木製のキリスト像や、「慰めの聖母」の彫刻、フランシスコ・ザビエルの像など歴史的に貴重な芸術品が並んでいる。

この教会は長い歴史の中で様々な運命に晒されることとなる。8世紀にベネディクト修道会の大修道院として花々示威デビューを飾った後は9世紀に入り、ノルマン人に破壊されてしまう。

パリの観光スポット その後革命によって再度破壊され、19世紀に入ってようやく今の姿に改修されたのである。穏やかな外観からは想像もつかないような歴史の荒波に晒されてきたこの教会の近隣は、ギャラリーや出版社も多く建ち並ぶ知的中心街ともなっている。

また、老舗のカフェ「マゴ」「フロール」「リップ」なども近隣にあり、観光の後はディータイムも楽しめその先には老舗デパートの「オ・ボン・マルシェ」もあるの観光がてらのぞいてみるのもまた一興だろう。

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