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パリの観光スポット

「コンコルド広場」

パリの観光スポット コンコルド広場は、凱旋門のあるシャルル・ドゴール広場から全長2キロ、幅員100メートルシャンゼリゼ通りの先に位置する、パリの観光の中でも最も有名なスポットの一つであり、パリの歴史上最後の国王広場でもある。

セーヌ川右岸8区というパリの中心に位置するこの広場は、東をチュルリー宮殿、西はシャンゼリゼ通り、南はセーヌ川のコンコルド橋を経由してブルボン宮殿に、北はロアイヤル通りのマドレーヌ教会に隣接している。

パリの観光スポット 東西に360メートル南北に210メートルのパリ最大のこの広場は1757年に、アンジュ・ジャック・ガブリエルにより建設された。時の王ルイ15世の病気平癒を祝って作られた広場である。

当初の名前は「ルイ15世広場」であり、彼の騎馬像が建てられていた。しかしフランス革命の時代になると王の像は破壊され、広場は「革命広場」と名を変えられた。そして、1200人もの処刑がこの場で行われることとなる。

パリの観光スポット ルイ16世やマリー・アントワネットなどの王族をはじめ、数多くの政治犯や果ては無実の罪の人々までが断頭台の露と消えたと言われている。今でも処刑の記念碑があり、当時の生々しい様子が想像できる。

皮肉なことに、元々王家の権力を誇示する目的で設立された広場が、その国王を死に至らしめる処刑が行われたのは何という運命のいたずらであろうか。その後時を経て広場の名前は「和合」の意味を持つ「コンコルド広場」に改められた。

パリの観光スポット 1836年にはエジプトのルクソール神殿から運んできた巨大なオベリスクがそびえている。高さ22.83メートル台座の高さ2.44メートル重さ227トンの見事な重量感である。

大都会パリのど真ん中にありながら、周りを建物に囲まれていないこの広大な広場は、驚くほどの開放的な空間である。中でもパリの黄金ルートの交差点で眺める夜景はひときわ素晴らしく、一見の価値はあると言えよう。

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