パリの観光スポット 国際線クルーのおすすめ!フランス旅行

パリの観光スポット

「アンヴァリッド(軍事博物館)」

パリの観光スポット アンヴァリッドはルイ14世の時代に、傷病兵を収容する目的で建てられた施設である。15ヘクタールもの広大な土地に建てられた巨大な施設はその後35年をかけて完成する。正式名称は「オテル・デ・ザンヴァリッド」である。

パリで最も美しい装飾を施されたといわれる「アレキサンダー三世橋」を左岸に渡ると、正面にきらきらと美しく輝く巨大な金色のドームが見えてくる。ドーム部は教会になっており、その地下は英雄ナポレオンの墓となっている。

パリの観光スポット 17世紀には傷ついた退役軍人およそ5000人が収容されたという。施設ができるまでは、退役軍人の中には暮らしに困って物乞いをしたり、犯罪に走るものも少なくなかった為、この福祉施設の設立は非常に有益な事であった。

内部には病院・ホスピス・兵舎・礼拝堂・退役軍人たちが軽作業をする為のマニファクチュアなど複数の施設を備えていたといわれる。このようにこのアンヴァリッドは歴史的にも宗教的にも重要なモニュメントとされている。

パリの観光スポット 地下のナポレオンの棺の下の床には円を描いた大理石の中に彼の数々の勝利の戦績が刻まれている。また壁にはナポレオンの政治的な功績のレリーフ彫刻も施されている。現在アンヴァリッドは軍事病院とドーム教会の他に博物館も併設している。

この軍事博物館は世界中でも屈指のコレクションを誇るものであり、パリの観光の際にはぜひ抑えておきたいスポットだ。特にマニアでなくても一般の歴史的知識で充分楽しめる内容だ。

パリの観光スポット この博物館では古代の刀剣の時代から第二次大戦に至るまでの数々の兵器のコレクションを見ることができる。主に1階が古代の刀剣や甲冑などが展示されており、中には日本の鎧兜まである。2Fには近代の兵器がメインである。

ルノーやシュコダの戦車や大砲なども多数展示されており、その数の多さに圧倒される。ナポレオンの墓のチケットやミュージアムチケットで見学する事が可能なので、世界屈指のコレクションをぜひ目に焼き付けておきたいものだ。

クルーのおすすめ旅行TOP」>>「フランス旅行編TOP」>>「パリの観光スポット」へ戻る

Copyright(C)Eternal Saul