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パリの観光スポット

「モンサンミッシェル」

パリの観光スポット モンサンミッシェルはパリと双璧を成すフランスの観光地である。パリよりも北に位置する為、若干気温も低く、また天候の変化も激しい為、訪れる際は雨具や上着を持参すると良いだろう

海岸線から1キロほど沖に突き出た岩山にそびえるこの修道院は、フランスでは最も有名な巡礼地でもある。 この荘厳修道院が建設されたのは今を遡る事1300年余り昔。708年に隣町アヴランシュの司教が連日夢の中で大天使ミカエル(サンミッシェル)のお告げを受け礼拝堂の設立に至ったものである。

パリの観光スポット その後11世紀にはこの地に時の国王が大聖堂と修道院を設立し、12世紀には更に増築。13世紀にも国王から新しい建物を寄贈されて、どんどん、この岩山の建造物は増えていった。その為、メインはゴシック様式の建築物でなるが、ロマネスク様式やノルマン様式、カロリング様式など、様々な様式の建物が混在している。

設立以降この修道院は、キリスト教徒たちの巡礼地の一つとなり、多くの巡礼者達がここを訪ねた。しかしこの岩山はヨーロッパ最大の干満差の地形だった為、多くの巡礼者達が猛烈な勢いで押し寄せる波に飲まれて命を失ったという。

パリの観光スポット 逆にこの地形を利用して、14世紀の100年戦争では堅固な要塞となり、18世紀から19世紀にかけては牢獄としても使用されていた。1865年に修道院が再開されてからは、ミサも再開されるようになり、19世紀以降は陸路も整備され、著名な観光地となっていった。

やがて1879年には世界遺産として登録も受け「西洋の脅威」とも称されている。現在は世界中から観光客が押し寄せる、世界でも有数の観光地となっており、ハイシーズンともなると、城壁内は歩くのもやっとの混雑振りを見せる。

パリの観光スポット 城壁内の内側にある通りには所狭しと、ギフトショップやレストランが立ち並び、多くの観光客で賑わっている。城壁内にはエレベータやエスカレータなどの設備は無いので、全て階段を使っての昇り降りとなる。その為、高齢者や体力に自信の無い方は頂上の修道院までの見学は覚悟が必要だ。

修道院内はそれぞれの建築物の様式や歴史などについて解説してくれるオーディオガイドもあり、入場料込みで13.5ユーロ程度だ。解説を聞きならが荘厳な巡礼地を巡ると、改めて、神の存在を意識せざるを得ないような気持ちにすらなってくる。

「関連情報」

モンサンミッシェルの詳細の紹介

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