調味料・ジャムのお土産

「ゲランドの塩(Guerande)」

家庭に必ずある塩はフランスのスーパーでもたくさん販売されているが、中でも料理の味を引き立ててくれると好評な塩が、ゲランドの塩である。

ゲランドの塩田は、フランス西海岸のブルターニュ地方の太陽や粘土の地層を活かした豊かな環境の中にあり、機械をほとんど使わない丁寧な伝統的な行程を経て作られているからこそ、塩本来の旨味が引き出されるものである。食卓用の塩から、高級感のあるパッケージの塩までその種類も豊富にある。

フランスの国の自然保護区に指定された塩田で作られたグランドの塩は、手作業で収穫した海のミネラルたっぷりのオーガニックな塩であり、身体にもやさしい塩は、女性や家庭用にもおすすめのお土産である。

このゲランドの塩は、パリの高級レストランのシェフからも高い評価を受けている塩である。

ゲランドの塩は栄養価も高く、ミネラルが豊富に含まれており、やや甘みのある塩気がその特徴であり、また塩の粒子の色合いは塩田が粘土質のため、少しグレーがかっている。

特にモンサンミッシェル地方では定番のお土産となっているが、パリでも土産店やデパートの食料品売り場で購入できる。同じ商品でもスーパーの方がリーズナブルな価格で購入ができ、パリでは日本の半額以下で購入できる。

普通の「粗塩」であれば2ユーロ前後で購入ができ、塩の花を意味する「フルール・ド・セル」なら、4ユーロ前後から購入することができる。このフルール・ド・セルは、海水が蒸発して塩を生成する際に、一番はじめに浮き上がった結晶の部分の塩であり、塩の中でも最高級品を意味するものである。

塩の花はそのままサラダにかけたり、スープや、煮込み料理の味付けなどの調味料としてだけではなく、また日本人が大好きなおむすびの味付けなど、日本米との相性も抜群であるのも魅力的である。

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