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「免税について」

フランスの物価は２０％の税金がかかっており、旅行者はルールに従って手続きをすれば１２％の免税手続きを受けることができる。パリは高級ブランドなど店も多くあるので、免税手続きをすればその分旅行者は安く商品を手にすることができる仕組みとなっている。

そのためフランスの国内ではその商品を使わないということが免税の条件となっており、ＥＵ圏内であれば最後に出国する空港でまとめて免税手続きをすることができる。

ただし全てものが対象になるわけはなく、実際のそのお店が免税手続きをしているかよってそれが決まってくる。フランスの高級ブランド店であれば、お店に「TAX FREE」と提示していればそれが目安になり、100ユーロ以上の商品を多く取り扱うお店であれば免税手続きをしてくれると考えてよい。大手のデパートでは一日の購入金額が175ユーロ以上であれば免税の手続きが有効である。

またボンマルシェ、プランタン高島屋、ギャラリーラファイエットなどの大型デパートではレシートの合算も可能なので大切にとっておいた方がお得である。ただし飲食物などは対象外となり、タバコやワインなどは個数が決まっているのでよく確認するようにしたい。

免税手続きは高級ブランド店であれば免税書類を作成してくれるところもあり、大手のデパートであれば日本人のスタッフがサポートしてくれる。その場合必ず必要なのがパスポートとクレジットカードである。

免税手続きされた金額は後日返金がされる仕組みになっているが、現金や銀行振り込み、小切手から選択できるが一番トラブルが少なく、スムーズに手続きできるのがクレジットカードなので、ほとんどのお店はクレジットカードでの免税手続きを推奨してくるところが多い。

空港に着いたら免税カウンターへ行き 税関で免税書類に検印のスタンプを貰い、その書類を近くのポストに投函すると１カ月ほどで返金の手続きは完了できる。

また日本帰国時に合計金額が20万円を超えるものを持ち込むときには申告が必要となり、関税がかかるので注意したい。

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