パリで買えるブランド情報

「サントノレ通り」

パリの中でも最もお洒落でゴージャスな通りとして知られているのが、高級ブティックが立ち並ぶサントノレ通りである。パリの中心部を東から西へとのびており、17区にあるテルヌ広場と8区の間からサントノレ通りがはじまる。

メトロ1号線とシャンゼリゼ通りと平行するように走っていて、最後は1区のポン・ヌフ通りまで続いている。サントノレ通りにはシャネルやエルメスの本店や、グッチやカルティエなどのお店が立ち並んでおり、シャンゼリゼ通りとはまた一味異なるホスピタリティを感じる通りである。

サントノレ通りは高級ブランドや経済の中心的な官僚の建物が立ち並ぶ一方で、ここはパリ市民の庶民的な風景を楽しむこともできる。スーパーや八百屋などの商店やガソリン、スタンド、庶民的なレストランなども並んでおり、パリ市民の密着型のお店が多い。

そのため地元向けのお店では、デパートなどよりもリーズナブルにお土産なども購入できる。

バゲットを楽しめるお店もたくさんあり、一際人気があるのがパン・ケーキ屋「フィリップ・ゴスラン」である。ここはパリ市主催のバゲットコンクールで何度も優勝しているや上位入賞を何度もしている人気のお店であり、バゲットの種類は豊富である。

また「ジュリアン」というお店ではバゲットだけではなくペストリーなども充実していて、一日中行列が絶えないお店である。庶民的な価格も嬉しいものであり、カフェが併設されているパン屋も多いのでのんびり休憩をするにもおすすめである。

またサントノレ通りには総領官邸や内務省やエリゼ宮など国の重要な要となる建物もあり、このあたりはセキュリティが厳しく厳かな雰囲気もある。エリゼ宮の内部へは年一度のヨーロッパ文化遺産の日に入ることが出来る。

最近ではスタイリッシュな一流外資系ホテルなども立ち並ぶようになってきている。道幅は決して広くはないが、それがどこか庶民的で親しみやすさを覚える街並みである。

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